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経営者は想定外と言えない、つまりあらゆるケースを想定しておくべき

ユニクロの経営者はどんな人物か?

会社員の下着はほぼ9割がユニクロと言っても過言じゃない(自分調べ)そんな国内No.1のアパレルブランドを引っ張るユニクロの経営者、柳井正会長兼社長のインタビュー記事。もちろん編集長がインタビューしているので、面白い記事になっているだろう、と期待に胸を膨らませて読んだ。


商品を売る前にブランドを売れ

国内国外で戦っている企業だからこそ、商品よりも企業・ブランドを消費者に信頼してもらう、そういう考えだということ。世の中に、この企業・ブランドだったら必要だと思ってもらえること、と書いてある。めちゃくちゃ共感できる。アップルは世の中にインパクトを与えてくれるし、ディズニーも世の中にインパクトを与えてくれる、だからずっとあっていいと思う。逆に忘れ去られる企業やブランドは確かになくても良いと思えるものばかりだ。

真善美の価値観を大事している

柳井氏は真善美を大事にしている。真善美、なにそれ?勉強不足ですぐにパッと思い浮かばない言葉だった。調べたところ、知性(認識能力)、意志(実践能力)、感性(審美能力)のそれぞれに応ずる超越的対象が真善美になる。あーなるほど、合理的な素材と実用的な衣類、無駄のないフォルム。まさにユニクロの商品に落とし込まれているじゃん、と。

「即断・即決・即実行」をやるにはあらゆる計画が必要で、想定外なんて言うなら考慮が足りないだけ

リーダーシップはどうあるべきですか?という質問に対する柳井氏の答えは「即断・即決・即実行」と即答したらしい。ただこの3つをやるには事前の計画が必要であり、あらゆるパターンを考えて3年後のゴールまでの計画を立てていることが前提になる。普通の企業では将来の姿から逆算して計画を立てる人が、会社にどれだけいるのか?ほんと1%もいないだろう。

後始末は超早くやれ!

今回のインタビュー記事で殆ど掘下げられてないが、グッと来たのがしくじった時のはなしだった。ミスが発生したら誠意を持って迅速に対応する。時間が経てば悪化するし、リカバリーの手間もかかる、と。会社のトップがミスのリカバリーについて率直に話せるのは凄い。


最後は創業者あるある後継者問題。どこの創業者の後継者探しが大変だ、だって本人は引退する気がないし、最後まで(死ぬまで)やり切りたいと思っている。自分が創って育てた会社、子供より一緒にいる時間がない。死ぬまでに後継者がいればいい話だ。優れた人やチームがいようが、譲らない。最後までやり遂げてそれでいい。

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