「応援する」ということ
自分の考え、思いを、何かに記してみたいと思い、この場をお借りいたします。
駄文、拙文ではありますが、どうぞよろしくお願いいたします。
「応援」とは
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1 力を貸して助けること。また、その助け。「選挙運動の—に駆けつける」「—演説」
2 競技・試合などで、声援や拍手を送って選手やチームを励ますこと。「地元チームを—する」「—団」
<< (引用「デジタル大辞泉」)
辞書的な意味では、プロスポーツチームの応援は、このうち「2」にあたる。
「励ます」とは
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1 気持ちが奮いたつようにしてやる。元気づける。力づける。激励する。「病床の友を—・す」
2 声などを激しくする。強くする。「言葉を—・して説得する」
<< (引用 「デジタル大辞泉」)
辞書的な意味では、プロスポーツチームの応援は、このうち「1」にあたる。
合わせると、
「応援」とは「声援や拍手を送って選手やチームの気持ちが奮いたつように元気づけ、力づけ、激励すること。」
ということになるだろう。
辞書的な意味を文字にして、実際に読んでみると、現実のスタジアムで行われている「応援」とは大差はないと感じる。
声を出して歌い、頭の上で手を叩き、旗を振り、飛び跳ねることで、ピッチ上の選手たちを「応援」する。
先人達がしてきたことを見よう見まねし、実際に自分がやってきたことは、辞書的な意味では間違いなく「応援」なのだろう。
自分は栃木SCを2016年(J3降格1年目)に知り、同時にグリーンスタジアムに行き、応援し始めた。
J3時代の栃木SCは、どちらかといえば勝つことが多かった。つまり、栃木SCを応援すれば、栃木SCが「勝つ」という経験ができる可能性が高かった。実際、その経験は多かった。
(2016年は30試合で17勝。2017年は32試合で16勝。計算上は、2試合行けば1回は勝っていた。)
2017年。栃木SCはシーズン2位でJ2に復帰した。
2018年以降、J2リーグを戦い続けてはいるが、J3時代のようには「勝つ」という経験が得られなくなった。2018年以降の年間勝利数(全て年間42試合)は13-8-15-10-11であり、ざっくり言えばあ3試合に1回から4試合に1回勝てるかどうかである。
周知の通り、J2リーグはJ1リーグから降格してきた、比較的資金力のあるクラブが多く、栃木SCのように比較的資金力が無いクラブが勝つことは難しい。
ブラウブリッツ秋田やロアッソ熊本のように、比較的少ない資金力でも中位から上位に食い込むクラブも出てきているが、どちらかといえば例外的だ。
現状、栃木SCはそのような例外事例にはなれず、いわば資金力に見合った低空飛行が続いている(※2020年に10位になったことはある)。つまり「勝てない(≒敗ける)」という経験を得ることが多くなっている。
先述のように、「応援」とは「声援や拍手を送って選手やチームの気持ちが奮いたつように元気づけ、力づけ、激励すること」であるが、応援する「人」が、応援により得られる「経験」は、試合の結果に依存することになる。
「応援したら勝つ(J3時代)」から、「応援しても勝てない(J2時代)」になっている。このギャップと、応援するということ、との向き合い方を間違えてはいけない。
自論は「応援の見返り」を「勝利に求めてはいけない」である。
詳細については別に記すことにします。
長くなったのでここまで。
暇つぶしになったなら幸いです。
ちーとも 拝
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