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2024年4月29日(月):読書と経験値

世間がGWな空気の中、夫と子供を残して半日のお仕事。

帰り道は、イベント的に出店しているらしきフードトラックや、いつもは閑散としているたこ焼き屋さんに長蛇の列ができていました。GWらしい光景。

人様が並んでいるのを眺めつつ、行列に並んだ時間もその後に続くサービスに付加価値を与えるのかもしれないけど・・・もう最近はそこに価値を感じなくなったな、と思ったりしました。

帰宅後は、せっかくの休みなのに、雨だしずっと家にいるのも退屈してそうな子供を連れて古本屋さんへ家族で繰り出してきました。

こちらはGW関係なく、閑散。

各自好きな本を選んで、並ぶこともなくスムーズにお会計まで完了。行列せずとも、遠くにいかずとも、楽しいは身近にもある。

子供の退屈解消に行ったはずなのに、帰りには私もしっかり6冊くらい本を持ってました。

今日は、向田邦子「思い出トランプ」を読了。
今風にいうと「人怖」ストーリーが多かったな、というざっくりした感想。大学生の頃に向田邦子は読んだ気がするけど、あまり印象に残っておらず・・・今になって文字の向こうの風景がありありと想像できるようになった気がします。

多分、読み方が上手になったのではなく、年齢による経験値の積み上げのせいではないかと思います。

同じ著者、作品でも、読む年齢で感じることが違うことを実感をもって感じた読書でした。

次は、大学の心理学の授業で講師の先生がおすすめしてくれて、当時一気読みした宮部みゆきの「魔術はささやく」を今日の古本屋さ見つけて購入してきたので、再読しようと思います。

わが家の子供はすっかりGW気分ですが、明日から3日間は親子共々通常営業です。

さ、今週もがんばりましょう・・・。

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