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【#1】 1万人以上の女性をカウンセリングして気付いた重大なこと

仕事柄、たくさんの女性にお話しを聞かせてもらう機会に恵まれ、
数十年カウンセリングして来て気づいた【ある事】について語ります。

30年近く女性をカウンセリングして来て、30年前と現在では何となく相違があり、違和感を持っています。
それは、現代の若い女性の生理周期に対する危機感が薄くて、正直心配です。
生理に悩まされている方、生理が毎月来ていない方は必読です!
(内容は、あくまでも個人的な観点からお伝えするもので、病気を治療するものではありません)

○【生理周期】毎月やって来る生理さんのはなし

生理周期は、女性の身体が生殖システムの健康を維持するために行う周期的な変化のことです。
通常、生理周期は月経周期とも呼ばれ、月経の開始から次の月経の開始までの期間を指します。一般的に、生理周期は28日間ですが、個々の女性によって変動することがあります。生理周期は、卵巣、子宮、下垂体、脳などの様々な器官や組織の相互作用によって制御されます。

生理周期は以下のような段階で構成されています。

  1. 月経期(出血期): 生理周期の最初の段階であり、子宮内膜が剥がれ出血します。通常、これは月経として知られています。この期間は通常3〜7日続きます。

  2. 卵胞期: 月経期の終わりから排卵までの期間です。卵巣の卵胞が成熟し、子宮内膜が厚くなります。

  3. 排卵期: この期間に、卵巣から成熟した卵が放出されます。通常、生理周期の中間に位置します。排卵が起こると、卵子は卵管を通って子宮に向かいます。

  4. 黄体期: 排卵後、卵巣の卵胞が黄体に変化します。黄体はプロゲステロンというホルモンを分泌し、子宮内膜を準備し、着床のための条件を整えます。

もちろん、これは理想的な状態であり、先にもお伝えしたように個々の女性の生理周期は異なる場合があります。また、生理周期が正常であることは、女性の健康と生殖能力にとって重要です。
にも関わらず・・・

○「生理が来ない月がある」ことに違和感を持っていない

十数年前は、10代後半~20代前半の女性で生理が2ヶ月来ない方はよくいましたが、最近では、30代半ばくらいの女性にもよく見られるようになりました。
2ヵ月くらい生理が来ないことは当たり前だという女性がとても増えています。

そして、40代に近づくと更年期に向かって様々な不調が始まる方も増えてきます。

長い期間、何かしらの生理に関する問題を抱えている方がとても多いのです。

現代の女性が抱える生理に関する問題点には以下のようなものがあります:

  1. 月経異常: 月経周期の異常は、出血量の増加や減少、不規則な周期などの形で現れることがあります。これは月経異常と呼ばれ、子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣嚢腫などの病気によって引き起こされることがあります。

  2. 月経困難症: これは、生理痛や月経前症候群(PMS)など、生理周期と関連した痛みや不快感を伴う症候群の総称です。これはホルモンの変化や子宮の収縮などによって引き起こされることがあります。

  3. 不妊症: 生殖能力の低下や妊娠しづらい状態は、不妊症として知られています。排卵障害や子宮内膜異常など、生理周期の問題が不妊症の原因となることがあります。

  4. PMDD(月経前不快感障害): これは、月経前にうつ病や不安、怒りなどの症状が現れる精神的な状態です。PMDDは生理周期と密接に関連しており、ホルモンの変化が引き起こすと考えられています。

(※これらの問題は、生活習慣の変化や医療の進歩によって管理されることがありますが、適切な医療のもとでの評価と治療が重要です。)

私自身、PMS、PMDD共に悩まされる一人でした。
生理前から生理期間中は、悪夢に魘される日々を送り、睡眠不足になり家族に対して、ついイライラしてしまう負のループ。

毎月、生理の苦しみに耐え
妊娠中は、毎日が船酔いと二日酔いが同時に襲って来た感じのひどい悪阻に
鉛を抱えているかのような腰痛
出産は、鼻からスイカが出てくる(想像)より痛いし、腰をドリルでグリグリされているように(されたことはないが)痛い。赤ちゃんを産んだ後まで苦しめられる後産・・・
産後は、円座が相棒になるほど・・・普通に座れない痛み。
トイレで用を足すことが恐怖でしかありませんでした。

挙句、1時間置きの授乳で、廃人のような形相に・・・
(それでも、愛しいわが子の寝顔をみると幸せを感じるのです)

授乳期間が終わると生理再開
またPMSとPMDDに翻弄される日々
気が付けば40代、経血が大量になり始める(更年期に向かって、経血が異常に増える方が多い)

私自身、おむつが必要かも?!って本気で思いました。
さすがに、婦人科を受診。

結果は、子宮筋腫と子宮腺筋症によるものでした。
少し前まで、婦人科の先生に「キレイな子宮ですよ」と言われていたのに、急激に悪化しているのがわかります。

実は、その兆候は少し前から起きていたのです。

次回は、その兆候と見解を書いていきたいと思います。


一人でも多くの方が、自分自身と大切な人と豊かな人生を歩んでいけるようにお手伝いができれば幸いです。

ご精読ありがとうございました。



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