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『恩』を『恩』で返すことにこだわらない。


『恩』を『仇』で返す、ということわざ
をご存知でしょうか?


タイトルにもあるように、

今日はそのことわざをもじった、
『恩』を『恩』で返すことについておはなししよう

と思います。


『恩』を『恩』で返すって何よ? 

お思いの方もいらっしゃるかもてすが。


要は、
親切してもらったら、同じようによそ人にも親切を返すこと、
という意味なのですが。


わたしは、

長い間、
この『恩』を『恩』で返すことに神経質になって
いました。


どういうことかと言うと、

人から親切にされたりすると、
その人にその親切と同等程度の何かを必ずや返さなければ
という責任を無意識に背負っていた

ということ。


たとえば、
お菓子をもらったら、お菓子を返す。


仕事を手伝ってもらったら、
同じようにその人の仕事も手伝う。


誰かが自分の味方になってくれたら、
自分もその人の味方をする。


一見すると、
当たり前で素晴らしいことのように聞こえるかも
しれません。


けれど、

それを義務のように感じ、

人から優しくされたら、

こころのメモ帳に
『この人にはあとで何々を返すこと』と書き込み、

それが達成されるまで、
永遠にそれを覚え続けて生きていく
という。


そこまでして『恩』を返されても、
ある意味では迷惑にもなりかねない、

何より
本人に1番負荷がかかったこの義務感を手放す
のに、

今でも
少し苦労
をしています。


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