「炎の蜃気楼」を離脱した方向け、ひとまずカートイン案内
DMMブックスさんがご新規に70%オフクーポンを配る、という太っ腹企画で(クーポン配布は4月12日で早期終了しました)、ギリギリまで100冊ラインナップを悩まれている方もいるかと思います。
まだあと数冊買えるなっていうときに伝説の名作「炎の蜃気楼」はいかがですか。とくに途中で読むのやめちゃったんだよね〜でもいつか続きが読みたいかも、という方へ再開のきっかけになればと思います。
★その昔読んだけど途中で離脱★
「この機会にチャレンジしたいけど内容も忘れたし長いし全巻買うのもあれだしはじめから読むのもなぁ」という方向け(ニッチ)
独断と偏見でどこの巻をカートに入れたらいいかを考えた。
●離脱巻→買ってみたらどうじゃろ巻
(もちろん1巻からや離脱巻から読んでも順当)
なお、「炎の蜃気楼」のざっくりとした内容や、世界観、キャラ、巻数、などについては、こちらの完全読本がおすすめ。
無料でブラウザで読めるぞ。ただし全く未読の方にはネタバレもある。
原作本編1部〜4部の構成とあらすじはこちらもわかりやすい。
どこまで読んだのかわからなくなっちゃった人は確認してみよう。
1巻ずつあらすじが読めるのでネタバレも避けれる。
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歴史物でバトルしていたような…
●①〜⑤巻で離脱した方
→5.5「最愛のあなたへ」(DMM6巻表記)
とりあえず1冊でいい。「最愛のあなたへ」を買おう。番外編扱いだが続いている。あれ、これいけたな…ってなったらそのまま突っ走れ。
(1巻以降全く意味をなさないあらすじですけど、ネタバレなくてえらい)
なんか攻めの執着がすごかったな…
●⑥〜⑧「覇者の魔境」 ⑨「みなぎわの反逆者」⑩〜12「わだつみの楊貴妃」で離脱した方
→
5.5「最愛のあなたへ」(DMM6巻)ここで巻数表示がズレます。
13「黄泉への風穴」(14巻目)
⑨「みなぎわの反逆者」(10巻目)
⑩〜12「わだつみの楊貴妃」(11巻〜13巻目)
「最愛のあなたへ」をもう一回試してみては。そうかうっすら記憶があるなら13「黄泉への風穴」にいってもいい。え?え??うそ…ってなったら⑨みなぎわで、あーこれ聞いたことある!を体験してもらうのもいい。体力があったら⑥に戻ろう。もう体力も気力もないしめげそうな人は特別に20を試し読みしてもいいよ私は許す。
やばいことになったのは覚えてる…
●13「黄泉への風穴」〜19「火輪の王国」(14〜20巻目)で離脱した方
→
20「十字架を抱いて眠れ」(DMM21巻)
20.5「砂漠殉教」〜24「怨讐の門赤空編」(22〜26巻目)
13「黄泉への風穴」〜19「火輪の王国」(14〜20巻目)
実は私は苦しくて火輪の途中で離脱した。前に戻りたいところだが、もうね、火輪で離脱したなら20を読んで。20を読んだら先に進むか前に戻るかもう一度考えてもいい。
小太郎が好きだったなら黄泉から読み直すのがいいかも。火輪の最後は本当に圧巻。想いのバーストと関係性の終着。ここで2部が終わる。今後の展開からしても火輪は重要だからあとからでも読んだ方がいい。さすれば砂漠殉教と21を読まずにはいられないし、24までは頑張れ。
いやもうちょっとしんどかった…
●20「十字架を抱いて眠れ」(21巻目)で途切れた方
●〜28「怨讐の門破壤編」(30巻目)で離脱した方
→
20「十字架を抱いて眠れ」(DMM21巻)20.5「砂漠殉教」(22巻目)
24「怨讐の門赤空編」(26巻目)〜28「怨讐の門破壤編」(30巻目)
21「裂命の星」〜23「 怨讐の門青海編」(23〜25巻目)
気持ちはわかる。もう一度20巻を開いてみるのはどうだろう。そして最終的には24を読んで欲しい。途中で頑張れないってなったら24に飛んでもいい。なんならもう最愛〜13ぐらいに戻ってもいいけど24にかえってきて。そしてその先の選択を見届けてほしい。
でもやっぱり読めるなら20.5〜進んで24の感慨を味わってほしいです。
25〜28はね、すごくいいぞ。
もうね、もうだめだった…
●29「無間浄土」(31巻目)離散組
●30「耀変黙示録1」(32巻目)〜38「阿修羅の前髪」(40巻目)までで断念
→
30「耀変黙示録1」(32巻目)〜40「千億の夜をこえて」(42巻目)
29「無間浄土」(31巻目)
どうか39までの道のりを歩んで欲しいと切に願う。
気持ちは痛いほどわかる。でもやっぱり29、30〜を再び感じてみて欲しい。今なら感じ方も違うやもしれぬ。もしくは20あたりに遡って。いやむしろそれならいっそのこと1巻から…
昭和編もいいよ…30年前の信長との様々が描かれるよ…過去に戻るのもいいかもしれない…この信長、この二人、最終巻に繋がっていくんだなと思えるよ…
番外編でもいいよ。ここまできていた方にはリハビリしてでも再びミラを読んでほしい。
(ちなみになんの役にも立たない情報ですけど私の性癖にぶっ刺さりまくりなのは34〜36萌えの玉手箱や(個人の感想です))
●39「神鳴りの戦場」(41巻目)まで。
40「千億の夜をこえて」はそのまま、という方。
大丈夫、あなただけではないよ。いつかきっとその時が来ると思う。来なくてもいいかもしれない。あなたの炎の蜃気楼を大切にしてほしい。それでいいと思う。でももし今、そこに踏み出す方がいたとしたら、影ながら応援したいしそっと思念でハグしたいなと思う。
●本編は読み切ったけど、他は買ってないしどうしよう勢
→番外編、昭和編、邂逅編、幕末編
★番外編
もしまだ読んでいない番外編があるならぜひ。
癒されたりほっこりしたり心臓をつかまれたり悶えたり泣いたりする。
★昭和編
個人的には本編後には昭和編をおすすめしたい。
本編の宿体に換生する前、30年前の夜叉衆と信長。
どうして景虎様が高耶さんになったのか、どんな想いを抱えていたのか。あの事件のこと、そこに至るまでの直江に、何があったのか。美奈子がどういう存在だったのかがわかる。信長との死闘と因縁も。
そして本編の再読に入るのもよし、邂逅編や幕末編に遡るのもよし。
環結である。(環が結ぶ。その感慨を味わって)
ちなみに私は昭和編のあとに40最終巻を読みました。
また、始まりの物語、邂逅編、幕末編、昭和編と時系列順に読むというのもいい。本編の記憶がうっすらしている方、羨ましすぎる。一度忘れて時系列順に読んでみたい。
邂逅編は歴史ファンタジー強めでわちゃわちゃかと思いきや、主従の始まり、換生という命題を描きます。
★邂逅編
★幕末編
幕末編…長い時を生きるなかで、その時代その時代をどう夜叉衆は生きるのか、そんなことに思いを馳せられる2冊。主従的にも趣深い。
●ミラが気になるけど全く履修したことのない方
→1〜5.5「最愛のあなたへ」
1〜5巻はサイキックアクション。とりあえず5.5まで読んで欲しい。
途中で挫折しそうになったら5.5巻だけでも。
でもその後最終巻まで到達できたのなら、初期の二人が本当にきいてくるので、のちのために読んでおいたらいいんじゃないかなと思う。 高坂が出てくるし。
●炎の蜃気楼、めっちゃ気になるけど小説読むのはハードルが高いという方
→
イラストの浜田翔子先生のコミックス「炎の蜃気楼Rリブート」
続きはミステリーボニータで連載中。
原作をおすすめするけど、導入には漫画やアニメもいいよね。
過去に制作されたアニメも、アニプレックスさんで再放送されたり、
DVD-BOXが再リリースしたところ。
それで気になったら1巻からでもいいし、アニメの続きからでもいいし、
5.5巻はとにかく読んでほしい。
●未履修で、すでに全巻買ったという方
あなたは炎の蜃気楼に出会うべくして出会いました。今がその時です。ミラに出会ってくださってどうもありがとうございました。炎の蜃気楼を読む時間があなたにとって幸福なものでありますように。
こちらに紹介したラインナップは独断と偏見に基づいたものです。
そりゃ離脱したところから、もしくは
初めから再読していくのが一番いいと私も思う。
でも思い出やタイミングや過去に抱えた気持ちも人それぞれ。
途中からでも気軽に読んで欲しいなと思った。
異論ウェルカム、この巻も読め、ここを読まずして、などコメや紹介などどうぞ。
(記憶を失った方のためにネタバレにはなるべくご配慮ください)
思ったより時間がかかった上に配布早期終了で遅きに失した感。
でもクーポンがなくても再開を迷っている方のきっかけに少しでもなれば幸いです。
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