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海外駐在中に大切だと思うこと Vol.2 駐在先組織で成果を出すために私がしたこと

海外駐在中の方で仕事がなかなかうまく進まずお悩みの方、これからの赴任準備何したらいい?と思っている方へ!駐在2回目の私から駐在に大切なことをお伝えするシリーズ2回目です!

今回は経験上(見たことも含め)駐在先で仕事を回し、成果を出すために必要だと思うこと書いてみます。

主な想定読者は

・駐在先組織になじめない方

・駐在先組織で成果を出せていない方

です。

この記事を読むことで駐在時に仕事で成果を出すための自分の準備の方法の一つが理解できます。どちらも私が実践して成功した方法です

それと、、、

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駐在の仕事でうまく成果が出せない背景

基本的にスキル、経験、将来性等を考慮された上で選定されるのが駐在員なので、成果を出せるポテンシャルはあります。が、うまくいかない時はたいてい

駐在先組織の一員として仕事できていない

ことが多いです。

ここには

・本社から派遣された意識が強く、駐在先社員、プロセスを見下す→現地社員がついてこない、組織になじめない

・現地組織で自分の役割が果たせていない→立ち位置が不明確

という課題があります。以下でその解決策を見ていきます。

私の考える解決策

それぞれの解決策は以下です

 ①駐在先の一員になること

日本から来ている意識は最小限にして、駐在先の一員として信頼を得ること

が、「本社から派遣された意識が強く、駐在先社員、プロセスを見下し、結果駐在先社員がついてこない」への私の考える解決策。

日本から派遣された事実は変わりませんが、その意識は最小限にし駐在先に寄り添い現地の立場で考え、行動することで現地の上司や同僚の見る目が変わり信頼が生まれてきます。日本に対して必要なことを駐在先目線で発信する/物申せる、というのは駐在先メンバーから信頼を勝ち取る有効な手段です。

駐在先組織の上司や同僚と駐在先組織を一緒にどう改善するか、というミッションがあり駐在します。日本から来た風吹かせた安易な見下しは出張者だけで十分でしょう。

また、仮に、駐在先組織の改善を通じたグローバル組織の改善を見据えてもまずは駐在先組織の改善/躍進にフォーカス。その流れで自然にグローバル組織改善する流れを描きます。でないと同僚がついてきません。なぜなら現地の上司や同僚はグローバル組織云々より自組織の改善/躍進にフォーカスしているから。

 ②駐在先で自分の価値を発揮する

駐在先にとっての自分の価値を理解し、自分の発揮できる価値に重きを置いた仕事をする(するように仕向ける)、のがもう一つの解決策です。頼られる分野を見つける、と言い換えてもいいかな。

文化、言葉の壁もあり、現地関係先との実務遂行力(ここでは交渉や関係構築等を指す)では現地社員と比較しても価値発揮できません。それ以外の面での価値発揮をすると差別化された価値となり、自分の重要性が増してきます。

よく駐在員で価値発揮される分野はこのあたりだと思います。

・日本の関係先への実務遂行力(日系顧客、日系仕入れ先等。。。)

・日本への人脈、発言権、日本からの情報収集力

・知識や経験を教える力(若い組織の場合に多い)

・マネジメント力

自分の自分の強みと将来性を考えた分野=価値発揮する分野が決まると

価値発揮できる分野にフォーカス→

価値を発揮→

現地同僚に頼られる存在になる→

Give and Takeができ仕事がうまく回りだす

という好循環につながっていきます!だから自分が駐在先にとって価値ある存在になれないと仕事はうまく回らないのです。

大抵は駐在ミッションについて事前に日本と駐在先で理解されていると思うので食い違いは発生しないはずです。が、もし駐在ミッションの両者の理解が十分でない場合自分の持つ能力、求めれる能力で差が発生することがあります。結果駐在先への価値として発揮しにくくなります。その場合はこの方法をベースに改めて駐在先上司と相談することをお勧めします。

有効性について

①、②の解決策は2回の駐在経験で私が実践したこと+同僚が実践してうまくいったことなので、有効性はあると思います。

まとめ

駐在先組織になじめない、なかなか成果が出せない、で悩んでいる方

成果を出すための私の方法は

✔駐在期間はマインドから駐在先組織の一員になる!(見下したりは絶対ダメ!)

✔駐在先にとっての自分の価値を理解し、自分の発揮できる価値に重きを置いた仕事をする(するように仕向ける)

です。

私は2回(それぞれ違う国)に違うポジションで駐在しているため、特に②は2回ともやりました。特に2回目は新組織のため1から自分でやって1年近くかけて軌道に乗せました。

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ご参考になれば幸いです。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

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