見出し画像

『アッターゼーの2人のグスタフ』 ①作曲家グスタフ・マーラー

アッターゼーに向かった目的は、『2人のグスタフ』つまり作曲家グスタフ・マーラーと画家グスタフ・クリムトゆかりの地を訪ねることでした。
まずマーラーが《交響曲第2番〈復活〉》と《交響曲第3番》を作曲したシュタインバッハに向かいました。
ここにはマーラーが1893年から1896年の毎夏過ごし、客を迎えた家があります。この家は現在、ホテルになっているのでここに泊まることにしました。


そのホテルの名前は『Föttinger』(フェッティンガー)と言います。
現在の持ち主ゲオルク・フェッティンガーさんはシュタインバッハでの『グスタフ・マーラー・フェスティヴァル』の主催者の一人です。


ゲオルク・フェッティンガーさんの曽祖母がまだ10代の時にマーラーが来て、2階部分を借りました。一部の部屋にはマーラーを訪ねてきた来客も泊まっていたそうです。

この建物がホテルです。
花が飾られたバルコニーの側が湖に面しています。

ホテルのレストラン部分。

ホテル入口、レセプションの横壁。

マーラーが借り上げた2階部分。階段をのぼった所。

ホテルの建物を出て湖に向かうと、この小屋があります。
入場無料、24時間開いています。

この中でマーラーは仕事(作曲)をしたそうです。
午前中は作曲、午後は散歩など、夜は読書。
マーラーはよく体を動かしていたそうです。水泳も達者で、当時は珍しかった自転車にも乗っていたそうです。

入り口扉の横に『グスタフ・マーラー 作曲小屋』と掲げられています。

マーラーが滞在中、作曲するために、ピアノ会社がウィーンからピアノをここに運んだそうです。

このピアノはマーラーが使っていたオリジナルではない。

小屋の壁にかけられた資料。

小屋の中にあるゲストブック。私も書きました。

日本の方の名前もありました。

FOTO:©️Kishi


以下は2022年、マーラー作曲《交響曲第3番》のコンサートを聴いた時の投稿です。


♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
カルチャー・コンサルティングについてのお尋ね、ご連絡は以下までどうぞ。

Kishi Culture & Media Consulting Companie UG
代表:来住 千保美(Chihomi Kishi)
info@kcmc-music.com

ご興味のある方は以下の投稿をご覧ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?