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オペラの記録:バイロイト・ワーグナー祭、《ニーベルングの指環》新制作、序夜《ラインの黄金》(8月25日)


バイロイト・ワーグナー祭、7月25日の開幕から一か月ぶりに再びバイロイトに来ています。
今回は《ニーベルングの指環》第3チクルスと《さまよえるオランダ人》を観るためです。

バイロイト・ワーグナー祭の開幕(7月25日)についてはこちら →


《ニーベルングの指環》は全部で4作です。
《ラインの黄金》は最初ですが『第一夜』ではなく『序夜』となっています。ちなみに全4作は

・序夜 《ラインの黄金》
・第一夜 《ワルキューレ》
・第二夜 《ジークフリート》
・第三夜 《神々のたそがれ》

この全作を一挙に上演することを「チクルス上演」といい、全部で約16時間かかります。通常、《ワルキューレ》と《ジークフリート》、《ジークフリート》と《神々のたそがれ》の間に、1日あるいは2日間隔をあけるため、チクルス上演には約1週間かかります。

まず《ラインの黄金》(8月25日)を観ました。

プログラム。

ワーグナーが被っていた帽子をまねた人がいました(結構なお年と見受けました)。もちろん特注だと思います。

ワーグナーは緋色の絹のベルベットを愛しました。
その点で言うと、この帽子、少し色が暗いかもしれません。


客席。男性の方が多いような気がします。
私の周囲はみんな男性でした。前2列の少なくとも6人はアメリカ人。


上演終了後。
前列左からラインの乙女(ヴェルグンデ、ヴォークリンデ、フロスヒルデ)、ミーメ、ローゲ、アルベリヒ、ヴォータン、フリッカ、ファゾルト、ファフナー、エルダ、フライア、ドナー、フロー


カーテンコール。1番右は指揮のコルネリウス・マイスター。
黄色いTシャツの子供がいますが、子供のハーゲン(ネタバレ)。

FOTO:©️Kishi

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