コンサートとオペラの記録:9月18日、アンネ=ゾフィー・ムターのリサイタル(エッセン、フィルハルモニー)

9月18日20時、ヴァイオリンのアンネ=ゾフィー・ムターのリサイタルを聴きました(エッセン・フィルハルモニー)。

これは『ルール・ピアノ・フェスティヴァル』の一環です。

同フェスティヴァルは通常春から初夏まで、ルール地方の各都市でピアノを中心として開催される広域音楽祭です。今年はコロナ禍のため中止、一部を7月と秋から冬にかけて開催しています。

エッセンとフィルハルモニー周辺については以前の記事をご覧ください。
https://note.com/chihomikishi/n/n5f77291420ae


エッセン・フィルハルモニー。上述の記事の写真と反対側の入口です。広場にはルール・ピアノ・フェスティヴァルのシンボル、赤いグランドピアノが置かれています。

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コロナ感染拡大防止のため、飲食部門は閉鎖されています。

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内部のようす。

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当日のプログラム。

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まだ全席を使用することはできません。間隔をとりながらチケットは売り切れ、料金は最高125€、最安30€でした。さすが、これでも(コロナ禍でも)大スターのリサイタル料金です。

アーティストのステージ出入りも通常とは違う導線です。出入りにはマスクをつけなければなりません。ムターは1曲目終了後、引っ込むことを躊躇し、「面倒なので、このまま続けます。《春》演奏後、いったん引っ込みます。」と喋りました。
春、コロナに感染していたムターはロックダウンの際、自宅からアーティストの窮状を訴えていました。

FOTO: ©Kishi

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