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ピアニスト ラン・ランLang Lang

中国生まれのピアニスト、ラン・ランをご紹介します。

ラン・ランは1982年、中国・瀋陽生まれ。3歳でピアノを始め、5歳で瀋陽ピアノ・コンクールに優勝して初のリサイタルを開きます。9歳で北京中央音学院に入学し、13歳の時には、仙台で開催された第2回チャイコフスキー国際青少年音楽家コンクールで第1位となります。

その後、米フィラデルフィア(ペンシルベニア州)へ移住し、名門私立音楽校のカーティス音楽院で95年から名ピアニストのゲイリー・グラフマンの下で学び、2002年に卒業。その間17歳の時にシカゴ交響楽団のラヴィニア音楽祭“世紀のガラ・コンサート”で チャイコフスキーのピアノ協奏曲を急遽代役演奏し、一躍スターの座を獲得しました。

この華々しいデビューに続き、世界中で数々のコンサートで成功を納めます。そして2004年にはユニセフの国際親善大使に任命され、中国とハイチの地震救援基金集めに尽力しました。とても忙しい演奏活動からでしょうか、2017年に左手の腱鞘炎を患い、1年3か月もの間、表舞台から離れていましたが、今は、演奏活動を再開し、現在、コンサート活動やCDのレコーディングのほか、カーティス音楽院やジュリアード音楽院、ハノーファー音楽大学、そして祖国中国の音楽大学など世界中の一流音楽大学に招かれ、定期的にマスタークラスを開催しています。

「のだめカンタービレ最終楽章」でのだめの演奏の吹き替えを行っていたのがランラン。あの音符が飛び跳ねているような躍動感のあるピアノに心ひかれた方も多いでしょう。今、一番気になるピアニストラン・ランのコンサート、いつか見に行ってみたいです。



https://music.youtube.com/channel/UCsFQJXL5lSFURgj2ux0wwWQ

奇跡のピアニスト郎朗(ラン・ラン)自伝―一歩ずつ進めば夢はかなう


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