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1130〝移住〟ひとつ居場所があるといい|#おいしい魅力

「このタイトルでこれだけは綴りたい」
それは私を救ってくれるような
美味しい食事と愛のある人がいる場所の話。

…そう思っていたのに もう11月30日になってしまった
(今月も滑り込みセーフ)

私は 2021年の11月末に 山梨 から 北海道 に移住した
ちょうどこの時期は 節目 だから背筋が伸びる
背筋が伸びる?
というよりも、なにか違う言葉のような気もするけれど
1年のうちに何度かのうちの大切な 節目 だから
このことは 今月までにどうしても綴りたかった

× × ×

少し前、今月。
ずいぶんと 仕事で気持ちが落ち込んでしまった日があった

そういう日の車の運転というのは それはやめた方がいい
あることないこと いいこと悪いこと
自分を守ること傷つけること
誰かをかばうこと攻めてしまうこと…
答えなんて出ないのに 出そうとして 間違える

久しぶりに やっているな、と思いつつも 抜けられない

「美味しい食事」「今週は確かカフェ営業だったはず…」
ようやく 堂々巡りから救ってくれたのは
移住以来 春夏秋冬の季節ごとに訪れているお店の光景だった

そこは美瑛

丘を越えて 突き当りの矢印の看板を左折
白樺の林を歩いて たどり着く緑色の小さなお店

やっぱり来てよかった…
落ち込んでいたことがクリアになるわけではないけれど
ここで少し一息ついて 私は少なくとも自分を大切にできた

帰り道の車の運転 今度は大丈夫だった

山梨で仲良くなったお店の方が
「北海道に行くなら、最初はこのお店に行ってね」
と紹介してくれた場所

北海道にやってきて 連鎖のように 真っ先に訪ねた
それからというもの 大好きな場所になって
そして 「最近どう?」「元気?」と私のことを覚えてくれた

大好きな理由を綴ったら 今日が終わってしまいそうだから
それはまたいつか。

× × ×

自分のあの時の選択が 時を超えて自分を助けてくれた
最初はちょっとの勇気がいるけれど
ひとつでいいから
知らない土地に「 居場所 」があるということは
移住にとって とっても大切なこと

#おいしい魅力

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