見出し画像

2024年のDXはカメラによる不良検出から!

今までほとんどの検査を目視でやっていた昭和の製造ラインに、ようやく画像認識カメラを導入するところまでこぎつけた。年末にR社に提出した良品、不良品、検査項目、写真、データ等を渡す。それをR社が透過照明、フラットドーム照明などでカメラによる検査システムで解析、誤差や検査条件を特定し精度をグラフ化。

1つの検査だけは精度的に???というところもちゃんと報告されて、なかなか信頼できるようだ。

このプロジェクトは統括・工場長がリーダーで進めているのだ、慎重派の彼はまず一番単純なプレス品のタップ無し検出から導入したいと決めたようだ。私としては一気にばっーとやりたいところだが、そこは任せた方がいいと思い同意することにした。

なんといっても今まで目視検査だったのだから、大した進歩だよ!急かせてはいけないのだ。検査結果をもとに出した彼の構想は以下。

タップ後、ワークをベルトコンベアに置き、カメラ2台で両側面から検査、OKの物はそのままベルトで搬送し、シュートから保管箱へ落下、NG品はシリンダー又は、マグネットにてNG箱へ排出。

ふふん、なるほど。そこのライン設計は彼の得意な分野。そして製作は社内の工作機械でチャチャっと出来そうだ。

このタップ作業の一部は数年前にロボットを導入して、ちょっとは令和風になっていたのだけど、いよいよ検査も令和風♪
ウチはほとんどソレノイドに必要な部品を社内で製造するので、部品加工ラインもどんどんDXを進めていきたい。

あ、肝心な見積もりをまだもらってなかった!一体いくらかかるんだろう???そこ、大事よね。聞かなきゃー。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?