私の子育ての柱・音楽 〜 バイオリン 〜
息子は今年で16歳で、3歳になる前からバイオリンを始めました。
楽器歴は13年になります。
勉強や部活に忙しい毎日ですが、うまく時間を見つけて、練習を続けています。
バイオリンは、私の父の勧めで始めました。
理由は、父がバイオリンの音色が好きで、やってみたかったけど自分ではできなかったから、ということで。
自分のできなかったことを子や孫にさせようというのはよく聞く話ですが;;、会うたびに言われ、始めるなら3歳くらいからがいいということで、それも選択肢として考えはじめました。
どこで習うか?
夫も私も楽器演奏が趣味なので、音楽は子どもにも身につけさせてあげたいとは考えていましたが、始めるとしてもピアノかなと漠然と考えていました。
ピアノ教室なら町にけっこうありましたし。
でも楽器の置き場とか悩みますよね。
バイオリンを選択した場合、どこで習ったらいいか調べて、近隣の小さな音楽教室とかメジャーなところですと「スズキメソード」がありました。
または、ヤマハの教室とか。
スズキメソードは、他の楽器のクラスもありますがバイオリンが主体の音楽教室です。
故・鈴木先生が、子どもたちへの愛を第一に作り上げた音楽のメソッドで、音楽だけでなくその子の才能を最大限に伸ばすことに重点が置かれているということでした。
音楽教育だけでなく、人としての成長をも考えたメソッドであるということに感動して、こちらの教室でぜひバイオリンを習わせたいと思いました。
スズキメソードでバイオリンを習い始め、小学生になってから通いやすい近くの教室に移り、二人の先生に教わりました。
どちらの先生も、息子の個性を大事にしながら指導してくださり、こちらで習ってよかったなーと親子で感じています。
スズキメソードの良い点
先生がいい!
バイオリンは簡単な楽器ではありません。
左右の手指はそれぞれ違う動きをし、弓を持つ右手の方が難しいといわれています。
そんな楽器ができるようになるには、根気よく毎日練習すること、これに尽きます。
優しく芯のある指導で、一人一人に合った指導をしてくださる先生の愛を感じずにはいられません。
その気持ちに応えて、息子も練習や緊張感のあるレッスンを集中してこなしてきました。
先生への信頼感が親子ともにあります。
みんながソリストやオーケストラの演奏者になる訳ではないですが、一人一人の一生懸命な演奏を評価し、よりよくなるために親身に分かりやすく指導してくださいます。
音楽以外にも?小林一茶の句を覚えたり
小林一茶の句を覚える、というのもありました。
レッスンの中で、ノートに幾つかの一茶の句を先生が書いてくださり、次の週までに覚えるというのもありました。
3歳の子どもでもどんどん覚えていくことができました。
テンポのいい一茶の句を覚えることは、リズム感を養うこともでき、美しい日本語に触れ、覚えるきっかけにもなりました。
勉強の始め、だったかもしれません。
お母さんもいっしょに練習する
小さい時は、お母さんもいっしょにバイオリンを習い、練習しようというのが、スズキメソードにはありました。
親もいっしょに練習して理解していると、ここが難しいけど子どもはできている、素晴らしいね!と自然にほめることができます。
やりにくいところを、これ難しいよね、繰り返し練習してみよう、と楽器に取り組む子どもの気持ちを理解することができます。
親がもともとバイオリンができるご家庭なら当たり前のことだと思いますが、できないからこそ気がつける点もあります。
なにより、親がいっしょに取り組んでいれば、子どももいっしょに楽しんで続けることができました。
うちは、息子が始める前に、ヤマハで私が1年間バイオリンを習いました。
構え方や練習方法を教わることができ、楽しいお仲間もできました。
うちで私が練習していたら、
ボクもやりたい!
と本人が言ってきたので、息子もレッスンを始めました。
今息子が使っているフルサイズのバイオリンは、私がその時に購入したものです。
フルサイズが使えるまで続けてくれるか少し心配でもありましたが、今では私よりもとてもいい音で演奏しています。
デメリット?
ネットでよく見るデメリットとしては、音源を聴いて覚えて演奏することが始め多いので、楽譜が読めない子が多いということでしたが。小学校中学年以降は楽譜の勉強を親子でやっていく中で、読めるようになりました。
できないことはないです。
バイオリンを子どもに習わせようと考えている方は、ぜひスズキメソードもご検討ください。
他の楽器に移行も可能
息子は、バイオリンを続けていますが、その他に以下の楽器にも取り組んでいます。
コントラバス (@吹奏楽部)
エレキベース (@吹奏楽部)
クラシックギター
エレキギター
ウクレレ
原理を他の弦楽器にも応用できるそうで、上記の楽器もYouTubeなどで勉強して弾けるようになりました。
まとめ
バイオリンを習う場合は、なるべく小さい頃からがよいと言われていますが、本人にやる気があれば5,6歳以上からでも問題ないと思います。
(中高生から始めて、大人になって市民オーケストラに入っている方もいらっしゃいます。)成長に合わせて楽器を買い換える必要がありますが、ヤフオクなどにも出ているので、そちらで調達することも可能です。
体にあった楽器を演奏できるので、子供の体に負担が少ないです。
自分で音程を作り出すので、音感がよくなります。
子どもから楽しく学べるスズキメソードがおすすめです。
毎日、楽器を練習する習慣がつくことで、就学してからも、勉強をする習慣がつきやすくなります。
体全体を使って演奏することで表現力が豊かになります。
うちは普通のサラリーマン家庭でしたが、習わせることができました。
バイオリンが身近になって、習うお子さんがたくさん増えることを望みます ^^
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