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出産2日目。心を守る、マイルール。

子育ては、してみてはじめてその大変さがわかる。

「大変さ」というとなんだか息子にも申し訳ないし、こんなにも幸せに溢れることなのにどこか義務感を感じるニュアンスになってしまうが、本当に「やってみるまでしらなかったよ」の連続だった。

今息子はスクスクと8ヶ月になった。今でこそ彼なりの伝えたいことや、要求がわかってきたが、「初めまして」の時はそれはもう不安で仕方なかった。まずは早くも出産二日目に訪れる。

経産婦さんならわかってもらえるかもしれないがこの時自分の体は自分の思うようには決して動かない。どう動いても痛いし、座るのすらままならない。私はコロナ第一波真っ只中で出産したので、旦那や両親などだれかが訪れてくれることはない。

そんな中、息子は泣き続けた。

今穏やかな気持ちで振り返ればそれは当たり前のことなんじゃないかと思う。だってそれまでお腹の中で生きていたんだもの。1日目は疲れ果ててそれどころではないのかよく寝た。しかし2日目は訳が分からないのか、とにかく泣く。

今おおらかな気持ちで考えれば自然なこと。でもママ2日目の私にはそんな余裕などない。笑

個室は壁がある分泣き声がものすごく跳ね返ってくる。

こんな身体で必死に抱っこしているのに。

全然寝ていないのに。

どうして泣いちゃうの?

産後のホルモンバランスで豆腐メンタルの私は早くも壁にぶち当たるようなそんな気分だった。

でもママになってまだ2日よ?こんなことで根をあげるわけにもいかないし、悩んでもググっても仕方ない。だからこそ自分が自分らしく子育てをできるようにと、マイルールを決めた。一度落ち着いて助産師さんに息子を預けて仕切り直しをした。

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1、母も子も人と比べない

あの子はこうだったと聞いているのにのになんで?と比べることは無意味中の無意味。全部個性だと受け止める。同じ人間なんていない。ママとて比べる必要はなし。

2、親失格と自分を責めないで、常に息子と二人三脚

自分だけを責めてしまうと泣き声がそれに追い討ちをかける。だからこそ、常に一緒にトライしている気持ちでいよう。時にはパパも。三人四脚。

3、理由は深く考えない

理由なんてないときはないんだと知った。ただなんとなく退屈だったり、遊んで欲しかったり。時間が経てばだんだん伝えたいことがわかるようになるから。それまでは「大きな声出てえらいぞ」くらいにいてもいいんだと思う。

4、変化しかないと理解し、毎日違うと思え

「昨日はこれで寝てくれたはずなのに」は同じように訪れない。よく考えてみると、私たち大人だって「なんだか今日は眠いな〜寝たはずなのにな〜」「今日はやたらお腹すくな〜」っていう日あるよね。おなじおなじ。人間だもの。

5、きっちりしすぎない

何事もどんぶり勘定でいいんだと思う。そうでないと、息子をみてくれる他人にも厳しい目をしてしまうと思うから。

6、こうだと決めつけないでいろんな方法を楽しんで試す

「え、これじゃダメなの?じゃあこっちはどう?」って気長に気楽に向き合おう。

7、今しかない瞬間と自覚せよ

泣いても笑っても本当に二度と訪れない瞬間を生きている。モロー反射も吐き戻しも、気持ち良さそうな顔をする沐浴も、息子はもうしない。懐かしむ頃には遅いのだ。この瞬間を目に焼き付けよ。

8、タイミングが合っていく感覚を楽しめ

ママと感覚やタイミングがバッチリ合う時が増えてくる。ハイタッチして喜んでいこう!


私は赤ちゃんの頃、すごく夜泣きが酷かったと聞く。母は本当に悩んだらしく、我が家には虫封じの御祓をしたお札があった。神様にもすがりたい思いなのは自分も親になって知ったこと。

焦ることなかれ!初心者マークを付けながら、Step by stepでいこう。



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