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美しい人とは人のせいにしない人

 「人のせいにしない」


これは人のためではなくて


自分のためである。


あらゆるトラブルの大半は人間関係が根っこにある。


何かあると、双方が自分の正しさを主張して相手を責めがちである。


しかしそれでは永遠に平行線だ。


ではどうしたら良いか…


まずは自分自身が感じている理不尽な思いや


悲しみを十分に受け止めてあげることが先決である。


そして少しでも冷静になれたら、


自分がその時にどうしたら良かったのかを
振り返ってみると良い。


すると 大抵自分の思考の癖や行動パターンをなぞっているということがわかる。


それが確認できたら、その時点でもう自分軸で捉えていることになっている。


そしてまた同じような場面になった場合には、


同じことを繰り返さないと心の中で決める。


ここまで自分の中で認識できたら、起きたトラブルはもう学びになっているとも言える。


理性が落ち着いたら次は感情である。


これは時間の薬が必要だったりするので
焦らずにそこは刺激を与えないようにする。


つまりは出来るだけ物理的にもSNS等でも
接触を避ける。


そうしていると、ある日ふと気がつく。


その人のことが気にならなくなっていたり、


あー離れて良かったなって冷静に思えたり…


結局はその人とは離れた方が良かった事が
腑に落ちる。


ここまできたらもうそのトラブルは解決できたと言っても過言ではない。


自分と向き合う事はたしかに辛いし苦しい。


とは言え相手を責めても、
怒りに満ちた心を抱えているのは苦しいし、


穏やかではないし、


鏡に映った自分の顔を美しいとは言えないって私は感じる。


だったら苦しくとも利のあるやり方、
自分と向き合う方が賢明だし、


そういう生き方が美しいと思う。


これは戦わずして勝つ方法だと思う。


正確に言うなら相手に勝つということではなくて、


自分に勝つということなのだろう。


自己成長という名の勝ちなのだと思う。


御託を並べたけれど、


いつも美しく在りたいと視点が分かりやすい。


相手を責めている顔を鏡に映した時、


その顔を自分で美しいと思えるかどうか
そこが全ての基準である。


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