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2023年のテーマ曲は「何かいいこと」

 2023年、なりゆきとはいえフリーランスとして独立したので、チャレンジの1年となりました。
 おかげさまで、思ったよりもたくさんの素敵なお仕事と出会うことができました。

 感謝すべきは、20〜30代に仕事でご縁のあった旧知の皆さん。
 まだブラック企業という言葉すらなく、超就職氷河期で「仕事があるだけ幸せ」という心構えだった世代です。一緒に終電まで働いた先輩諸氏、お世話になった地元の仕事相手が、独立していたり、社内で管理職になっていたり。仕事を振る立場へと出世してくれて、そして気にかけてお仕事をくださって、本当に感謝しかありません。
 あのときの出会いが今ここでつながるとは!・・・と勝手に感動しつつ、お仕事を受けさせていただいています。

 自力で新規開拓した仕事も、後から採用理由を聞くと「え、この仕事を評価してくれたのか・・・」と意外なことも多く、人生、何が後の役に立つか分からないモノだな、と思っています。

 目の前の仕事を、ひとつひとつ、一生懸命やってきて良かった。

 脳内で、「サウンド・オブ・ミュージック」の「何かいいこと」という曲が何度も再生された1年でした。
 主人公のマリアが大佐にプロポーズされたときに歌う曲で、「よくわからないけど、こんなに良いことがあるってことは、きっと私は昔、何かいいことをしたのね」みたいな歌詞です。
 変わり者ゆえに不遇なことも多かったマリアが、自分の人生を全肯定するシーンで、短いながらとてもきれいな曲です。

 「何かいいこと」のサビの「nothing come from nothing」という歌詞を、噛みしめておりました。
 これまでの経験は、ムダではなかった。地道にコツコツと「書く仕事」を続けてきたことが、今の自分につながっていると思うと、やっぱり嬉しいです。

 運転も仕事も、慣れてくるとミスをしがち、というのはよくあること。
 2024年も、気持ちを新たにして、「目の前の仕事を、ひとつひとつ、一生懸命」を続けていこうと思います。 

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