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ガチ勢が選ぶ『夏に聞きたいアニソン・ゲーソンBEST7』

# これはなに

夏といえば、幼少期から引きこもった人生を送ってきました。テレビでアニメか、ゲームか、ネトサ。そんな十数年を過ごした今でも、夏になると繰り返し聞きたくなる音楽たちがあります。

在りし日の思い出を言語化するとともに、自分のただただ滾る音楽と気持ちを認めてみようと思い、書いています。

## こんな人は読むと良いかもしれない

・ひまである。
・音楽が好きである。
・アニメが好きである。
・ゲームが好きである。
・夏と言えば、海より山より魚を家で食べる派である。

# SUPERCAR『STORYWRITER』

言わずと知れたSUPERCARの名曲であり、交響詩篇エウレカセブンの挿入曲です。

堪らない疾走感、聞くだけで耳の中は真夏。また、聞くだけで蘇るエウレカセブンの名シーンたちも、なんともノスタルジックな気持ちにさせてくれること請け合いの、夏と切っても切れない神の曲です。
因みに、私の推し話は定番『バレエ・メカニック』。こちらのタイトルからわかるとおり、坂本先生を始めとした様々な楽曲タイトルのオマージュにもなっているということで、未視聴の音楽がお好きな方はぜひアニメも見て頂きたい。

彼らのラストライブDVDでもこの曲が聞けますが、また格好いいんですよねそれが。もし私が男の子だったら間違いなくコピーバンドを組みたかった。夏だし軽率に再結成してくれることを期待しています。

# 前田愛『keep on』

夏のアニメの神髄といえば、デジモンアドベンチャーしかありません。8月にお台場で選ばれるのを、未だに私は心待ちにしています。はよ。

そんなデジモンのEDテーマがこの曲です。
オープニング曲(むげぇんだぁああああい!のこれも名曲。アニメのオープニングはかくあるべきを打ち立てている金字塔である)こそカラオケでもよく歌われますが、前田愛さん(途中からAiMさんになった)なくてはこのアニメは成り立ちません。

彼らの一夏の冒険を思い出すと、心がはち切れるような切なさがいつも訪れます。異世界、異生物との交流を経て成長するジュブナイル。冒険の数々はいつ見てもあらゆる感情を揺さぶります。
幾つもの名エピソードはありますが、当時の自分に衝撃を与えたのはパンプモンとゴツモンエピソード(33話)他ありません。また、最終話の演出は、アニメクラスタであれば一度は耳にしたことあるほどの伝説です。

しかしながら、未視聴からの全話視聴はそこそこに体力を使いますので、おすすめとしてはまず、ウォーゲームから見てみましょう。そこから順調にいけば、無印⇒02くらいまでは一気完走できます。

# 皇 天馬『夏のジレンマ』

A3!というアプリゲーからの紹介になります。詳細は省きますが、劇団「夏組」のリーダーである彼のキャラソン。

イントロは、恐らく作者は気を違えているだろうと思うほどの名メロディライン。目を閉じれば夏の日差しの中で思い悩む、でも歩き出そうとする天馬の姿が浮かびます。これを最高と呼ばずして、何を最高と呼ぼうか。

あまずっぱ!!!!!!な男の子の葛藤を見事に描いた歌詞を、天馬が歌うだけでも美味しい。とはいえ、正統派ロック、最近はやっているピアノロックが好きな方であれば何の抵抗もなく聞けるはずです。

A3!のキャラソン含むゲーソンの数々は、オーイシマサヨシ先生がちょいちょい絡んでいることもあって、全体的にレベルがかなり高いです。中でも夏組メンバーについてはMINORITYほか素晴らしい曲ばかりなので、ぜひ食指が動けばこちらも。

# すずきまゆみ『パート・オブ・ユア・ワールド』

のっけから自分の趣味をさらけ出してしまったため、閑話休題としてアニソンゲーソンはあまり知らない方にもおすすめできる、世間としても有名な曲をご紹介します。それがこちら。

世界のディズニーは、音楽のレベルも断違いであります。
アリエルが自分で集めた宝もの達の中で歌い上げるシーンは、海の中の希望と苦悩、どちらも力強く感じます。
外の世界に飛び出したい、誰か連れ出してほしい、そんな願いを以て歌われるこの曲…思い出しただけでも涙腺が緩みます。

しかし、曲だけでは完結できないのがディズニーであります。ぜひこのシーンは本編の中で聞いて頂きたい。アリエルの切実な祈りの表情と、それを切なそうに見つめるフランダ、セバスチャン、全てがあっての完成ですので、必聴必視です。

# フジファブリック『徒然モノクローム』

こちらも音楽好きなら比較的カジュアルに触れられる夏の曲。男の子たちの釣りを通した心の通い合い、青春を描くつり球のオープニングです。


フジファブリックらしい音の作りと、意味不明な歌詞の心地、イントロから引き込まれたなら、サビでは間違いない夏ならではの切なさ。
こちらもオープニング映像が曲と相まって素晴らしい一つの作品なので、できればアニメ(のオープニング)を見て頂くことをお勧めします。

また、こちらが収録されているシングルでは、かの有名なぼくらが旅に出る理由をコピーされています。無重力を思わせる宇宙的な音楽で、一方不安と期待を駆り立てるような、一夏の旅に出るような、高揚感があふれる良曲です。チャレンジングな仕事をする前に聞けば、気分の盛り上がりをお約束します。

# 真壁一騎&皆城総士『存在と無』

この二人の名前を見るだけで、涙があふれる人もいるでしょう。大丈夫です、私もその一人です。

竜宮島と呼ばれる、離島を舞台に繰り広げられる生死・青少年の成長をテーマにしたアニメ、蒼穹のファフナーExodus主人公のキャラソン。
※Exodusはファフナー無印の続編

作品はあらゆる鬱展開を盛り込み、ぼくらのにも似通った空気感のある仕上がりなため、視聴の際には十分にご注意頂きたい一方で、全人類がこれを見れば恐らく世界は平和に近づくのではないかとさえ思う名作。
一年に一度は一気見したい。

こちらのキャラソンはそんな原作とは生まれる世界を間違えたのではと思うほどにアッパーな四つ打ちにより展開されるダンスミュージックとなっています。飲むならビールよりはスミノフ。六本木では恐らくかからないタイプ。

それこそ公式は煮詰めすぎて精神をやられただろうと思われる音源ではあるが、歌詞に込められた意味を理解できるようになると、安っぽい(誉めている)鍵盤の音さえも本気で推せるからオタクというのは不思議である。

島が舞台なだけあって夏らしいエピソードも多い本作品ですが、Exodusでは17話を見るとひまわりを見る度に心臓が締め付けられる病に罹ります。
私は彼女を一生忘れない。

# 島みやえい子『ひぐらしのなく頃に』

同タイトルアニメのOP。私の思春期厨二時代とオカルトアニメ(ゲーム)の歴史に多大な影響を与えたことで有名な本作品において、トラウマものの名曲であります。


夏のある村で起きた惨劇、悲劇を題材にしたこちらの作品は、まさに当時のニコ動のアツさを呼び起こし、メディアパラダイムシフトをけん引した一つの要素ともいえるでしょう。イントロや間奏にある呪いのようなお言葉の空耳もあり、あらゆる意味で世間さまをにぎわかせていました。

ただし、グロ要素も多分に含むため耐性のある方のみにオススメとはなりますが、ぜひ漫画もゲームも含めたマルチメディアで世界に入り込んでほしい。夏の田舎恐怖症に陥る可能性があるため、その点だけはご注意頂ければと思います。

# 夏の名曲・名作をぜひ

ここで紹介するまでもないだろうと、あれこれは割愛してでの選曲ではございましたが、いかがでしたでしょうか。

今のご時世、お外に出ることもなかなかできませんので、回顧でも暇つぶしでも新しい扉を開けるでも、インドアで楽しめる何かのきっかけになれれば、非常に嬉しく思います。

※「こんなオススメない?」とかのコメント、ツイートもお待ちしています。
※アニメや音楽については、いくらでも書けそうな気がしています。

# 最後に

## 書いたのはこんな人です

ベンチャー企業で真面目に働いています。HRと労務領域を担当しています。

## Twitterやってます

気取らない等身大のことを呟いてるつもりなので、興味が湧けば是非フォローください。


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