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#04 ユーザーインタビュー_振り返り

こんにちは、UXリサーチャーNogamiです。
Xデザイン学校4回目の講義が8月21日(日)に行われました。それからは、課題を進めながらチームメンバーとの関係性を築いていくことができた密度の濃い1カ月間だったと思います。すっかりnoteを書くのが遅くなってしまいましたが、執筆途中だった講義の振り返りとチームビルディングついて最後まで書き切ろうと思います💪🏻

質的調査の心得

今回はインタビューの代表的な手法に加え、インタビューのコツを教わりました。インタビュイーの発言からよいインサイトを見つけられるよう、洞察力を鍛えていきたいと思いますが、まずは学んだことを実践に移せるように学びを整理していきます!

心得1:インタビュイーに思考させる質問は、良い質問

クローズドクエスチョンではなく、オープンクエスチョンを心がけること。「~は、なぜですか?」「~のきっかけは?」「どうしてそう思ってのですか?」などのオープンクエスチョンは、インタビュイーに思考や内省させる質問であるから良い。

心得2:インタビューから直接的な解決策や困りごとは出てこない

ユーザーは問題や不都合に気づいていないことが多く、困りごとを言語化できないため、インタビューから直接的な解決策や困りごとを見つけることは難しい。そのため、意見ではなくなぜそういうことをするのか?といった行動の背景を知ることがインサイトの本質を見つけることに繋がると理解。

心得3:インタビューからビジネスを発想しない

インタビューからビジネスモデルを考えると、ユーザーに寄りすぎてスケールしないサービスになってしまう。チームで課題をしているときもメンバー同士、何度も言い合いました。正しい理解で進行していきたい。

お寿司屋の板前さんは、インタビューの達人

浅野先生が「バーのマスターや、お寿司の板前さんはインタビューの達人が多い」と言っていたお話について、先日伺ったお寿司屋さんが思い浮かびました。

そのお寿司さんは常連さんが多いことを知っていたので「どんなところが常連に喜ばれているのかな~?」と思いつつ、食べ進めると…質が良くて美味しいだけじゃない!板前さんが一人ひとりの好みを把握して、的確なタイミングで提供している👀ことに気づきました。「さっきネタが好きなら、今後はこれも食べてみな~」と1度提供した握りに対してお客さんの反応や、お客さん同士の会話、受け答えから好みを把握することで、人によって提供するネタを変更していました。握りは基本的に板前さんのお任せだったので、メニューは少なく、お客さんの満足度は板前さん次第。板前Aさんはインタビューの達人。好みを把握して、お客さんが求めているものを出してくれるから常連さんに愛されているのだな~💭と感じました。はじめて伺ったわたし自身も大満足。食べながら「Aさんの握るお寿司がまた食べたい!絶対また来るだろうな」と思っていました。たくさん会話をしているわけではないのに、好みがわかるAさん。今度伺う際には、Aさんはインタビュアーという視点でAさんがお客さんへする質問や対応を観察してみようと思います🍣

さいごに

Xデザイン学校での学びがスタートして以来、うれしいことに講義やチーム課題でのインプットや学びがとても充実しています。ただ、インプットしてばかりだと折角の学びを活かしきれない恐れがあるので、アウトプットする機会も大切にしていこうと思います。
#4の学校では、インタビューをするにあたり重要なことをたくさん学ぶことができました。実務で活かすことで身に着けられるように頑張ろう!

また、最近グループ課題が楽しくてたまりません。毎日SlackやGoogle meetなどなんらかの手段でコミュニケーションを取っています。チームビルディングが出来るまでの流れについて振り返ろうと思っていたのですが、やや長くなってしまうので別noteで更新することにします🙏🏻

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