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2024年1〜6月で鑑賞した映画と舞台

みなさま、おはようございます。
また読んで頂きありがとうございます。
2024年1〜6月に鑑賞した舞台と映画を振り返ってみます。


映画

1月


哀れなるものたち

ストーリーにも驚かされましたが、博士の自宅の建築や旅先のシーンがアートでちょっとポップで、衣装もファッショナブルで目も楽しませてくれる映画でした。好きな映画です。

3月


オッペンハイマー
半分くらい寝ていたので、もう絶対に寝不足のままでは長い映画は見に行かないことを決めた映画でした。2回目はぜひ配信で、わからなかったところを何度も戻ったりしながら見たい映画です。モノクロとカラーのシーンが交互に描かれ、次はじっくりじっくり見たいです。

6月


関心領域 THE ZONE OF INTEREST
公開前からずっと気になっていた映画でした。
関心領域を制作したこのA24というアメリカの映画制作・配給会社は、スリラーみたいな作品が多い中「カモンカモン」「アフター・ヤン」「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」「アフターサン」のような作品も作られています。

鑑賞してからもうすぐ3週間経つのにもかかわらず脳裏からずっと離れないのです。映画の間中、ずっと眉間に皺を寄せながら恐怖と絶望を感じていたと思います。オープニング、途中、エンディングで、画面いっぱいに赤や白などのシーンではない色と恐怖を表したような音が鳴り響き、目を瞑ってもそのシーンが思い出されます。
映画の間、始終地鳴りのような不穏な音が聞こえ続け、子どもや女性が泣き叫ぶ中、普通に生活する家族たち。
まともなのは一体誰だ。


舞台

1月


『唐茄子屋 不思議国之若旦那』
映画館で鑑賞しました。宮藤官九郎さん作・演出で中村勘九郎が若旦那を軽快に演じられた作品です。テンポよく、ところどころに笑いもあって、とても面白く鑑賞できました。


2月


歌舞伎 NEXT 阿弖流為〈アテルイ〉
映画館で鑑賞しました。松本幸四郎さん、中村勘九郎さん、中村七之助さんが出演されていました。上映時間は185分、休憩があるもののやっぱり長く感じました。演じられている方がよっぽど大変だと思いますが、映画館に来られている方々も年配の方が多く、時々杖を付きながらおぼつかない足取りで来られる方もいます。


今年は、知的好奇心が止められず本を読んだり勉強に使う時間が多く、舞台への興味をだいぶ失っています。本が売れない時代に、欲しいものは本ばかりで、時代に逆行して本ばかり買っています。

舞台、映画、美術館、イベントなど行ったときにお客さんをよく見てみると、シルクドソレイユのような舞台はこどもやファミリーが多いですが、劇団四季と多くのお芝居は30代より上、歌舞伎、落語は年配の方が多く、ジャンポール・ゴルチエは20〜50代くらい。舞台によってお客さんが様々で、どうしてこのような層になっているのか、来ている方々のファッション、まとっている香水、雰囲気など色々注目してしまいます。

舞台と話題が離れてしまいますが、美術館の展示内容によってお客さんが異なることも気になっています。ジブリはファミリーから幅広い年代、マティスのような有名な作品も幅広く、ソールライターは渋谷という場所もあって20代〜のオシャレな人が多い、など観察しています。混雑を避けて平日に行くことが多いため、もしかしたら土日はもっと幅広い年代の方が来ているのかもしれません。

いつからか、映画の広告が変わっていませんか?これから見る映画によって、予告のジャンルが異なることはありますが、LVの広告がスクリーンに映し出されたときはどういう意図があるのか、と頭の中でぐるぐる考えていました。


それでは今日もbonne journée!

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