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小2と一緒に楽しめることを探して

小学生の子どもと親が一緒に遊ぶとなると、みんな何をしてるんだろう。長女は小2。少し前までは一緒に工作したりすることもあったけど、共に何かに取り組むことって減ったなぁと思います。代わりに増えたのは、オセロとかトランプとか、アナログゲームをする時間。でもそれもたまに。

娘にはまだ親と遊びたい、何かをやりたい、という気持ちはあるのだけど、お互いにそれが何なのか、常に探っている感じ。(「一緒になんかしたい!」とぶつけられて、「なんかって何やねん…」となることも多々)

その「何か」は意外なところからやってきました。

探究系の塾的なものとして有名な探究学舎の授業にこの度初めて参加してみたのだけど、姉妹揃ってハマったのです。

受講したのは初めての人にお勧めな「はじめてセレクション」の宇宙編のオンライン版。週1回×6回のコース。

この授業、終了後には毎回「謎解きブック」なる課題が出される。やらないで授業だけ受けても内容は理解できるけど、課金している以上、やらせたいのが親の気持ち。

この謎解きブックが、我々親子が求めていた一緒に取り組める「何か」に見事ヒットしたのです。

私はこういう課題が出されることは認識してなくて(説明書を読まないタイプ)、宇宙なら姉妹共通の関心事だったので申し込んだぐらいの気持ち。私のPCで受講するので、授業中横にいることまでは想定していたけど、一緒に宿題をやることまでは考えていませんでした。

ちなみに、謎解きブックの仕掛けとしてもLINEを使うし、難易度も高いので、うちのような低学年は親とやる想定なんだと思います。

これに付き合うのがなかなか大変で、謎解きに論理的思考を使うのだけど、そうした頭の使い方に慣れない最初は、わからないことから来るイライラをぶつけられまくりました。。

でも「謎解きブックやるよー!」の声掛けに、ノリノリではないまでも拒否することはなくて、何回かやるとお作法にも慣れて、イライラすることは減っていったように思います。

それは、中身が面白いこともあるけど、単純に私と過ごす時間ができたことが嬉しかったのかなとも感じています。

まだまだ親と一緒に時間を過ごしたい子どもにとって、一緒に授業に参加して、その後の課題まで一緒に取り組んだことは、子から私への信頼をすごく高めてくれたような感覚があります。ここで言っている信頼というのは、「親が自分のことを見てくれている」安心感のようなもの。

娘が「一緒に何かやろう!」と言うのは、「私のことを見て!」と言うのと同義だったのだなぁと改めて気づきました。

とはいえ、謎解きブックに付き合うのが私も苦痛だったら、毎回はできなかったので、親も一緒にワクワクできる教材を作っている探究学舎さんの力も大きい。

この「一緒にワクワク」がなかなか難しい…。授業内容を見てても、子どもの視点に降りすぎずに、大人が面白いと思うことを伝えるって大事なのだろうなぁ。小学生ぐらいになると、興味がある分野だと難しくても食らいついて聞いてくれるものだというのも発見でした。

いずれにしても、親と一緒に何かやりたいと言ってくれるのもあと数年。子に忖度せずに、共に楽しめることをたくさん見つけていきたいです。

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