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「6枚の私」の宛先 求職の日々①

4/28 ハローワークの求人の中で、応募してみたいものを見つけていたので紹介状をもらってきた。書類選考あり。履歴書用紙、証明写真を用意した。職務経歴書をこれから書く。書店の文具コーナーで履歴書用紙を選んでいたら、なんか面倒くさいなあ、とネガティブな気分に襲われた。それも自分の新しい道を自力で切り開くため。舅姑と一緒に日中ジーっと事務所にいて、幽閉されているような気分で過ごしていたころより辛いことなんかないわ、と自分を励ます。

4/29 職務経歴書と履歴書を用意しないとなあ。と、思うだけで時間が過ぎる。こたつに入って、借りてきているDVD「アリスの棘」を何話も続けて鑑賞。オダギリジョーはどの作品でも素敵。就職活動における「必要書類の準備」ってどうしてこんなに苦痛で負担が大きいの。必要以上に構えずサラっと書き終えたいと思うのに、自分の中のどこかがカッコつける。結局、一切手をつけずに一日が終わる。

4/30 午前中はまた「アリスの棘」の続き。面白い。そして二度寝。お昼間際になり、ようやくダイニングテーブルに用意してあるPCへ向かう。職務経歴書をなんとか書いた。履歴書はまだ。入学・卒業の年次を確認するのと、出身校を○○入学・○○卒業って二回繰り返して書くのが面倒くさい。あと、どんなに気を付けても一枚は書き損じて無駄にするのがもったいないし書き直すときには面倒さが数倍になることと、今時手書きのほうが印象がいいなんてこと本当にあるのか、と疑問に思いながら書くところがいや。

5/1 昼まで夫と自宅でのんびりゴロゴロ、履歴書はまだ書かないまま。
午後から県内遠出ドライブ。野菜を買うため、とある道の駅に数年ぶりに行ってきたら、野菜売り場が全部撤去されてて、100円で乗れる乗り物がたくさん置いてある子供むけの遊園地みたいな場所になっていた。なんだかなあ、と思いながら外でフライドポテトを食べたら塩味が足りなかった。

5/2 朝起きて、好きなだけウダウダしてからやっと履歴書作成にとりかかる。あれだけ気を付けても書き間違えるのってもう私のせいではないわ、と書き損じたものを見つめる。今回は職歴の最後の行。入社は平成だったけど退社は令和。思いっきり平、と書きどうにも修正できなかった
封筒に入れ、もうひとつ別件で応募してみるところの採用試験申込書もできた。

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今回の就職活動用に用意した証明写真、1シート6枚。

1枚目の行先は、公共図書館の有任期臨時職員(司書)

2枚目の行先は、A社(事務員)

両方、書類選考がある。

郵便局へ出しに行ってみます。





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