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『何となく不安』に光を当てる

こんにちは、トミモリです。


今日は、「『何となく不安』の正体を、しっかり見てみよう」というお話です。



あなたは今、『何となく不安』と感じるようなことがありますか?


何か、大きな問題が目の前にあるわけでも、

すごい課題に取り組まないといけないわけでもないけれど、

何となく不安で、何だかどうしよう………


そんなふうに感じるようなことが、

私はたまにやってくるのですが、あなたはいかがでしょうか?



ちなみに私は、

その『何となく不安周期』がやってくると、

どうしようもなく

「どうしよう、今のままではだめだ、何かやらないと!」

と感じて、やたら動こうとしてしまいます。



私みたいな

「とりあえず、動いとけ!」

みたいな人は、あまりいないのかもしれませんが、



『どうしよう、何となく不安』

な気持ちになった時は、


おそらく

・現在地がわからない

・何をしたらいいのかわからない

・今のままでいいのかわからない

時なのではないかと思っています。



また、これまであれこれと動いてきた結果、

結果が出なかったり、これ以上進めないと感じたり、

そんな

「とりあえず、来れるところまで来てみたものの……?」

という、その自分のいる範囲の端っこまでやってきたのではないでしょうか。



そんな時、

「この範囲からどうやって出たらいいのかわからない」

「どの方向に進んだらうまくいくのかわからない」

「これ以上どうしたらいいのかわからない」

ということが、


うまく言葉にできなくて

『どうしようもなく、何となく不安』

と感じてしまうのではないでしょうか。



では、そんな時、どうしたらいいのでしょうか。

一つの方法として、

『“何となく”って、具体的に何が不安?』

と自分に聞いてみる、という方法があります。



『“何となく“不安』な状態は、

思考停止して具体化できていない状態です。



ですので、具体的に書き出して目に見える形にしてみてください。


例えば、

『“何となく“って、具体的に何が不安?』

と自分に聞いてみたことに対して、


「お金がなくなる気がするから、不安」

という答えが出てきたとします。



そこで、今自分が抱えている不安の一つに

『お金がなくなることへの不安』

があることがわかります。



これだけでも、だいぶ違うのですが、

そこからさらに

『お金がなくなる気がするっていうけど、それって本当に無くなるの?』

と自分に聞いてみてください。



どんなことを根拠に、お金がなくなると思っているのか。

お金がどのくらいまでなくなったら、本当に大変な状況になるのだろうか。

お金を稼ぐペースより、お金を使うペースが早いということなんだろうか。

いくら手元に自由に使えるお金がないと、困ることになるんだろうか。

結局いくら貯めておけば自分は将来的に心配しないんだろうか。

いつか働けなくなってお金が稼げなくなるのなら、そのいつかはいつなんだろうか。


……そんなことを考えだせば、キリがないのですが。


大体、自分が出した答えに対して

『それって、本当?』

を5回くらい繰り返して聞いてみると、

その物事の本質の部分にたどり着くと言われています。



そうして、5回くらい繰り返して出てきた答えを見てみると、

「お金、無くならないかもしれない」

と心配に思っていた気持ちが軽くなるのかもしれませんし、


「そうならないために、今こうしよう」

と具体的な手段を思いつくこともできるかもしれません。


「このままじゃダメだ!!」

と自分の使い方を見直すきっかけにもなっていきます。



何にしても、

『どうしようもなく、“何となく”不安』

そんな状況からは脱出できます。



脱出した後は、今の自分の現在地だったり、

何をしたらいいのかだったり、

今のままでいいのかどうかだったりが、

少し見えてくると思いますよ。



『どうしようもなく“何となく不安”』

そんなふうに感じた時には、


不安な気持ちに浸るだけではなくて、

一度客観的に自分の不安と向き合ってみてください。


思考停止状態からするりと脱出して、次の場所へ進んでいくことができますよ。

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