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ただ生きることは難しい〜人生で2番目に痛かった出来事と私。そのに

命を考える

ここで入院中同室だった方のことを書こうと思う。
あまり詳しいことを書くわけにもいかないので、私の印象でざっくりと。

これまでの私は高齢になればある程度自分の死期に向けて色々と考えていくんだろうなぁと思っていた。
でも、今回の入院でその考えは一転した。

いくつであろうと生きている限り、人は生きていたいと願うものなのだ。

その方は、そんな印象だった。

私が入院中に少し元気を取り戻した頃合いで話しかけてくれて、色々話をしてくれた。
どれも楽しいものだった。
未来を悲観する言葉はどこにも見当たらず、これまでの出来事と楽しい幸せな未来への希望的観測を幸せそうに話してくれた。
家族を大切に生きてきた方なのだろう。
家族、親戚に大切にされているんだろうなぁと思った。
医師の診断は辛いものだったろうに、受け入れつつも生き続けることへの切実な願いを感じた。

人の命はいつ終わるともわからないもので、事故や自然災害などいつ巻き込まれるかもわからず自分の都合ではどうにもならない。
私の腸疾患にしてもそうだ。
私の事情はお構いなしだった。

いくつであろうと自分の身に命の期限があると知らされた時、それでも生きたいと願う人生でありたい。

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