コミュニケーションとしての読書―190120ヒューマンライブラリー
子どもの頃から読書が好きでした。
でも、幼いころは、読書が趣味であることがコンプレックスでした。
(好きな遊びを訊かれて、ドッジボール、なんて外遊びの名前を答える子どもに対して、閉じこもって本を読むのが好きなんて陰気な“コミュ障”だ、そんなレッテルを貼られる雰囲気、ありませんでしたか。)
今では、この考えは間違いであったと思います。
読書は、著者の思想や感情や人生に深く沈み込むこと。
一見孤独な時間に見える読書という行為は、実は濃密な他者とのコミュニケーションの営みである