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目の前の「今たち」を見ること


0歳9ヶ月の息子は、三男だけあって、逞しく元気に育っている。
月齢的な話もあるが、常に私の後をついてきて、父親よりも、誰よりも、母親である私を求めてくれる。

育休中の今は、兄達が保育園へ行っている間は、2人きりの時間。

三男は、じゃれてきたり、噛んできたり、抱っこを求めてきたり、とにかくスキンシップ満載。

そして、私がテレビやスマホ、家事をしている時に足元や、腕の中にいる三男を見ると、目が合う。

そして、とっても嬉しそうに、
「うっきゃー!」
「うんげぇ!」
と、赤ちゃん特有の笑い声で応えてくれる。

育休中だからといって、三男の事だけを見ていると言う訳ではない。

働き方に悩み中の私は、この期間に、学んだり、自分と向き合ったり、考えたり、色々している。

自分のためにそうやって使う時間も私にとってはとても大切。

でも、そうやっている時間の中でも、いつも私のことを見てくれている三男。

よじ登ってきたり、ペンやノート等、興味のあるものを手に取っては舐め舐めしたり。

常に、私の側から離れない。

「こんなにベッタリだったっけ?」

と、上の子達の時を思い出しても、思い出せない。

でも、上の子達も一生懸命、抱っこしてくれと猛アピールしてきていたことは記憶に残っている。

実際、3人目にして、初めて育休と言うものを経験しているし、上2人の時は、夫が育休を取ってくれていたので、大人が常に2人いる状況だった。

だから、初めて赤ちゃんと2人きり。

ぶっちゃけ自分の事にも集中したいし、
でも、この可愛い時期の三男も愛でたい。

この葛藤の中、自分の中で折り合いをつけながら毎日過ごしているのだが、

ふと、気づいた。

毎回、三男を見るといつも目が合う。

そこで私は思った。
「もっとこの子に目を向ける時間を増やさないと!」

こんなにも、ずっと私のことを見て、屈託のない笑顔を向けてくれる存在なんて、この時期の我が子しかいないだろう。

こんなにも、大好きだとばかりに、求めてきてくれる存在と、私は今後の人生の中で出会えるのか?

そんなことを考えていたら、
「今しかないんだ。」
そう思えた。

それと同時に、私にとって、家族や我が子はもちろん大切な存在で、更に、そこに時間を割いて過ごしたいと思っていると自覚した。

家族と長い時間を一緒に過ごしたい。
同じ時間を共有して、楽しみたい。

これは、私の価値観のひとつなのだなと、改めて思い知らされた。


0歳9ヶ月の三男は、いつも私のことを見てくれている。

よく言うが、
これが本当の無償の愛なのだなと思った。

上の息子達も、私に無償の愛を注いでくれている。

私がどんなに嫌なヤツになっても、どんなに捻くれても、大好きだと伝えてくれる。

親が子を育てているんじゃなくて、親が子供に育てて貰うとはよく言ったもので、本当にそうだなと、実感している。


私は今、この瞬間も、我が子ではなく、画面を見てnoteを書いています。

時間は有限で、さらに今、幼い我が子と過ごせる時間はもっと有限で、タイムリミットが刻々と迫ってきています。

働き方と言うより、私の人生においての重要ポイントに目を逸らさずに、向き合って、大切に大切に過ごせるように、もうやるしかねえなって改めて思いました。

そして、
いつも、私を見てくれてありがとう!
いつも、大好きをくれてありがとう!
いつも、じっと顔を見てなくてごめんね。
いつも、他のことに気を取られててごめんね。

いつもいつも、ありがとう!
大大大好きだよ!

そう、我が子たちに伝えたいと思いました。

そして、何より我が子たちの顔を見て、
笑顔を返したいです。

自分の時間も大切にしながら、家族、我が子を大切にする。

絶対できるよ!わたし!!


最後まで読んでいただきありがとうございます!

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