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ちひろが「反対」した議案②プラごみ袋の有料化

みなさん、おはこんばんちは。
無会派「グリーンな国分寺」の鈴木ちひろです。


12月議会では、無料で回収されてきた資源プラスチックに、有料の指定ゴミ袋を導入することが、可決されました。


私は、気候危機対策の観点から、プラごみ有料化そのものに反対するわけではありません。
むしろ、2020年のレジ袋の有料化をきっかけに多くの人がマイバッグを持参するようになったこともあり、有料化はプラ削減にある程度の影響を与えると思います。

しかし、スーパーなど小売店でのプラフリー商品の拡充、飲食店でのテイクアウト容器の持参推奨、イベントやお祭りでのリユースのプラ容器を使用、公共施設へのマイボトル用ウォーターサーバーの設置など、有料化とセットで市が取り組むべき脱プラスチックの抜本的な施策がないことは問題です。

日本のプラスチックごみの廃棄量はアメリカに次いで世界第2位で、人口1人当たり、年間32kg捨てている現状があります。
生産や消費のあり方、ライフスタイルを見直す必要があるなか、使い捨てプラスチックをもとから少なくしていく、なくしていく、という対策が不十分だと考えます。

市が率先して脱プラスチックに取り組まない限り、市民の負担が増えるだけではないでしょうか。

「議案第101号 国分寺市廃棄物の処理及び減量並びに再利用に関する条例の一部を改正する条例について」

鈴木ちひろ(無会派・グリーンな国分寺)の反対討論はこちらから


一括収集は、2024年4月1日スタート、
有料化は、2024年6月1日スタートです。

資源プラスチックの指定袋の料金
S袋(5リットル相当) 1袋につき5円
M袋(10リットル相当)1袋につき10円
L袋(20リットル相当)1袋につき20円
LL袋(40リットル相当)1袋につき40円

ですが、減免制度も実施予定です。

市は3月上旬まで、資源プラスチックの分け方・出し方の市民説明会を実施しています。

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