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人生での大きな決断と大事にしていた判断基準

こんにちは!
プレフリーランスのchihiroです🐹

最近、この本を読み返して、改めて自分の価値観からじっくりと言語化しています。


「価値観」の振り返りをしていたところ、せっかくならnoteにも書いておこうと思い、つらつら書いていきます。


大事なこと(価値観)とは行動ではなく状態


前提として、大事なこと(価値観)は行動ではなく、状態であることをわたしが忘れないために先に書かせてください。
(そもそも言葉の定義を忘れて違う方向に行きがちなので笑)

「自由に生きたい」「人に優しく生きたい」「安心して生きたい」「穏やかに生きたい」「熱中して生きたい」などなど。

どう生きたいかというBeingを探したいと思います。


これまでの人生での大きな決断とそのとき大事にしていた判断基準は?


自分の価値観を見つけるためにこの本にはいくつか質問があります。
わたしはこの質問が一番すらすらと思い出すことができたので、吐き出してみたいと思います。


①大学選び


通っていた高校は自称進学校で、校長は「目指せ、◯◯人国公立合格!」とよく言っていた記憶があります。

「国公立に行くメリットってなによ?」

と反抗期真っ只中のわたしは自分の目で見てみようと、実際に県内の国立大学のオープンキャンパスに行きました。


時代を感じる校舎、資格を取るための授業、常に勉強している大学生。
楽しみにしていたサークルは誰も楽しそうじゃない。

「え、なんなの?この集団。大学生って楽しくないの?」

高校生よりも勉強するの?
みんな楽しいの?

マンガやドラマで見ていた華やかなキャンパスライフは残念ながらその学校にはなく…
大学から決められた道を進んでいるようで窮屈に見えました。

「はい、ここには行きません〜🙅‍♀️」


1週間後、気になっていた女子大学のオープンキャンパスに行きました。
後にわたしの母校となる学校の第一印象は、

「楽しそう!!!!!」

1番胸がときめいたのは英文科の学科説明でした。

大学2年になると、約半年の海外留学が単位取得のためにも必須でした。

誰も自分のことを知らない環境で、今まで当たり前だった文化が当たり前ではなくなる。

そして、留学経験を話す先輩たちが本当に楽しそうで。
自分に自信を持って話をされている先輩はかっこよく見えました。

「よし、決めた!ここにいく!!」

と決めた翌日に担任の先生に推薦書を書いてもらうようお願いしに行きました。


先ほどにも書きましたが、自称進学校の生徒が私立学校を推薦入試で行こうとしているのはありえない空気感でした。
しかも、わたしは数ⅢC(今でもこの表現しますか?)を受講していたレベルのガッチガチの理系。

「え、英文科…?」

びっくりしている先生を前に、いかにこの大学に入りたいのか熱弁し、先生も「そんなに言うなら。」と推薦書を書いてくれました。
そして必要な試験を受け、無事合格できました💐


卒業して何年も経って知ったのですが、わたしが推薦で私立大学に行くことに対して、校長をはじめ、たくさんの先生に反対されたそうです。

わたしにはそんなことも知らされず、「がんばれ。」と言って守ってくれた先生のことは本当に感謝しています。

わたしが選んだ道は後悔はしていないから。


②留学先選び


待ちに待った留学が迫り、本格的な説明会が開かれました。
どうやら新しい留学先と選べるということで仲の良かった友達とどっちにするかワクワクしながら話をしていました。

今までの留学先A
・30年近くの留学実績があり、ホストファミリーも日本人に慣れている。
・学校での授業は同じ学科生だけのクラス。
・月に数回、イベントが用意されている。
・家から出るときはホストファミリーの送迎が必要。(勝手に外出できない。)

新しい留学先B
・学科生の4分の1程度しか行けない。
・学校では他の海外留学生がいるクラスに参加する。
・ホストファミリーの許可があれば自由にどこに行ってもOK。
・実績がないからホストファミリーも学校も不明なことばかり。

即決でBを選んだわたし。
仲の良かった友達6人はみんなAに行くことに。

友達と離れるのは寂しかったけど、せっかく海外に行くのに自由に外に行けないなんてもったいない!
やりたいことがあってもホストファミリーや学校のせいにして後悔する自分は嫌だ!

と思い、決断。
最初はコミュニケーションがうまく取れず、毎晩泣きながらベッドに入っていました。
ですが、最後には素敵な友達と家族ができて後悔しない選択ができました。


③会社選び


みなさんは就活の軸って決まっていましたか?


わたしの場合、

「就活の軸とは?働いたこともないのにそんなの分からんわ。」

という反抗ちゃんだったので、これもまた実際にいろんな業界業種の説明会に行きました。
県内で行われる説明会だけではなく、東京へ行き、東京でしか出会えない会社と人に会ってきました。


就活を進めるうちに段々とこういう仕事はやってみたい、こういう仕事はやりたくないというのが分かってきました。

やってみたい🙆‍♀️
・個人のお客さんとじっくり話ができる仕事
・気軽に相談できる先輩が近くにいること
・スケジュールを自分で決められる仕事
・新しい人(会社内もお客さんも)と、新しい仕事ができるところ
・職場が綺麗なところ(いかにも事務所的な場所はモチベーションが上がらなかった笑)

やりたくない🙅‍♂️
・ルーティーンワーク(単純作業)
・ずっと室内で作業する仕事(外に出たい)
・指示されたことをやる仕事
・力仕事
・数ヶ月スパンのプロジェクト(せっかちなのですぐに結果が出るものの方がやる気につながった)

応募した数が多かったので数社内定をもらったのですが、その会社で働く自分が想像できなかったらすぐに辞退していました。

やりたくないことに該当していたり、楽しさと辛さを天秤にかけた時に楽しさがなかったので続かないと思ったのでしょう。


辞退が続いた先には、内定ゼロの就活生に。

第2募集がある企業に片っ端から受けて、最終面接に進んだのは2社。
一つは大手航空会社のグランドスタッフ職。
もう一つは都市銀行の営業職。


周りには航空会社を受けている友達がたくさんいたこともあり、航空会社に気持ちは傾いていました。
(他人軸だな〜)

先に内定をもらったのが都市銀行。

1週間以内に返事が欲しいと急かされ、どちらがイメージできるかなと考えてみました。

グランドスタッフになった場合。
憧れだしキラキラしているけど、シフト制なので自分の予定が立てづらい。
そして、立ちっぱなし+お客さんの荷物を運んだりするので力仕事やん…と今更ながら気づきました。

反対に銀行員になった場合。
わたしがやってみたいと思っていたことは基本クリアしていました。
営業ができるかどうかは不安でしたが、話しやすそうな先輩たちもいたし、なんとかなりそう!(直感)
さらに年に1回、5日連続休暇が取れるので、安い時期にいろんな場所に旅行に行けるかもと思ってきました。

旅行好きなわたしにとって、自由に旅行に行っている人とそれを見送っている人を想像したらすぐ答えが出ました。


数日後、銀行にこれからお願いしますと連絡しました。

2月に退職しましたが、この銀行で学んだことも後悔していないです!

人生の決断から見えるわたしの価値観


わたしなりに感じた価値観は、

「自由に生きたい」

・自分で納得する道を選びたい。
(→自分の目で見に行って納得感を増している。)
・人に決められた道を進むのはつまらない。
・自分がやりたいと思ったことを制限されたくない。
・命令、指示されたくない。

「変化し続けたい」

・安定より変化
・伝統より革新
・現状維持よりアップデート
・人と同じことはやりたくない。オリジナルを常に創りたい。
(これはちょっとカテゴリが違うかも)

「熱中したい」

・たった一度の人生だから後悔したくない。
・平凡な日々も好きだけど、どうせならちょっと刺激的な日々に飛び込みたい。
・頑張っている自分、没頭している自分が好き。


自分を知るって楽しい


今まで自己分析をするのが本当に嫌いでした。
自分のことなのに自分が分からなくて、迷走して、ネガティブになっていました。

最近は少しずつ自己分析って意外と楽しいかもと思えるようになってきました。

もっと自分のことを知りたい。
自分のことを知ることでわがままな自分でいながら、生きやすくなるんじゃないかと思っています。

今回の価値観ももっと深く考えていきたいし、好きなことや得意なことももう一度ゆっくり考えてみます。

次回のnoteは、また価値観編になるか、好きなこと編か、得意なこと編か。
はたまた全然関係ない話になるかも。

ここまで読んでくれたあなたとまたこの場でお会いできたら嬉しいです😊

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