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水風呂がなくても、やっぱり銭湯が好き

最近、銭湯についてやや心境の変化があったので、綴っておきます。

私が銭湯を好きになったきっかけは、1年半前の2018年5月に、アドレスホッパーの市橋さんという方から、水風呂とサウナの往復をする「交互浴」を教えてもらったことでした。

その日は、表参道の清水湯に行きました。

その後、何軒か近所の銭湯に行くうちに、ふと「そうだ、銭湯のデータベース化をしてみよう」と思い立ちました。
私は、交互浴の気持ちよさと銭湯のデータベース化、およびブログやInstagramで銭湯を発信することにどんどんハマりました。

ちょっと前まで私は、交互浴が銭湯に行くメリットだと感じていたので、水風呂がある銭湯になるべく行くようにしていたんです。

でも、最近、水風呂がない銭湯もいいなと思えてきました。

交互浴がいらなくなったわけではありません。

なんか、水風呂がなくても他の良さはいっぱいあるし、ここに存在してくれてありがとうっていう気持ちになってきたんです。

モノやヒトを好きになるときって、最初は機能的なもの(実益)があるから好きになって、それが深まっていくと、最終的には実益がなくても好きになる、という過程があるのではないでしょうか?

「理由はないけど好き」みたいな。

昨日、水風呂がない銭湯、日暮里の「帝国湯」に行ったのですが、帝国湯のお風呂に入りながら、そんなことを思いました。

最近は、銭湯もどんどん新しくなったり、スーパー銭湯に近い「機能面が強い銭湯」が増えてきています。
一方で、サウナも水風呂もない、浴槽だけのシンプルな銭湯は、生き残るのが難しくなってきています。

水風呂やサウナがなくても、スタイリッシュじゃなくても、魅力的な銭湯はたくさんあります。
ずっと機能面を重視して銭湯を選んできた私ですが、ようやくそのことに気がつきました。

こうした昔なつかしい趣のある銭湯も、残って欲しいなーと思うので、私は地道に発信活動を続けていきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
主な情報発信はTwitterでやってるので、Twitterフォローしてもらえると嬉しいです。


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