見出し画像

銭湯図解の楽しみ方を図解してみた

こんにちは!銭湯ブロガーのちーさんです。
先週木曜日、銭湯の中の様子を描いた「銭湯図解」の本が発売されました!
銭湯再興プロジェクトを通じて、著者の塩谷さんとは交流があったので、「いよいよかー!」という感じでした。

さて、この銭湯図解ですが、ただのイラスト集ではありません。表紙だけ見ると、銭湯が描かれたイラストがたくさん載ってる本と見受けられるかもしれませんが、見るだけじゃなくもっと色々な楽しみ方ができるのが銭湯図解です。

この記事では、銭湯図解の楽しみ方を、最近買ったiPadで描いたイラスト共に図解に挑戦してみました!(イラスト初心者なので内容は文章メインですw)

銭湯図解の楽しみ方①見る

まずは、見るという楽しみ方。これは、銭湯のイラストそのものを見て楽しむということです。銭湯図解に描かれている銭湯は、塩谷さんが実際に計測をして寸法まで丁寧に正確に描かれた作品です。タイルの大きさまでこだわったきめ細やかさに着目するもよし、人々の表情やしぐさに着目するもよし、銭湯の間取りや色々なお風呂に着目するもよし、いろんな見方ができます。

銭湯図解の楽しみ方②読む

銭湯図解の本がただのイラスト集ではないというのは、読んでも楽しめるという部分にあります。銭湯図解の半分は、実は塩谷さんの実体験に基づくエッセイ集となっています。ひとつひとつの銭湯にキャッチフレーズが付いているのですが、このキャッチフレーズに基づくエピソードを見開き1ページ丸々使って書いています。文章も独特で、言語化が難しい銭湯の気持ちよさをたくさんの比喩を使って表現しています。「湯に体をゆだね〜(中略)〜タイル画を眺めていると、このまま湯に溶けて消えてしまいそうな危うい幸福感を覚えた。(大蔵湯)」など。銭湯を愛する一人の女性のエッセイとしても楽しめます

銭湯図解の楽しみ方③開拓する

「銭湯に興味があるけど、どこに行ったらいいか分からない」そんなあなたは、一度銭湯図解を手にとって銭湯図解で気になる銭湯を探してみてはいかがでしょうか。そう、銭湯図解を読むことは「行きたい銭湯リスト」のリストアップにもなるのです。普通にインターネットで探すより何がいいのかというと、銭湯図解に載っている銭湯はこれまで多くの銭湯に足を運んだ塩谷さんが厳選したとっておきの24軒なのでいい銭湯に出会える確率がめちゃめちゃ高いということ。東京だけでも560以上ある銭湯から選ぶのは大変ですよね。銭湯図解に載っている銭湯から選べば間違いない。次に書く「予習」もできるので行く前から楽しめるのも魅力です。

銭湯図解の楽しみ方④予習する

行きたい銭湯が決まったら予習をしましょう。これまで銭湯は予習することが困難でした。というのも、銭湯の浴室内は撮影NG。どんなお風呂があるのか、サウナや水風呂はあるののか、公式ホームページのある銭湯でないと知ることすら困難です(しかも公式ホームページのある銭湯は稀)。銭湯図解を見ておけば、どんなお風呂があるかだけでなく、「サウナの後はここで休憩すると良い」「ここの出っ張りに足をのっけると気持ちいい」など、銭湯玄人の塩谷さんならではの細かい楽しみ方も載っています。予習してから行けば、通常の2倍楽しめます

銭湯図解の楽しみ方⑤復習する

予習ときたら復習でしょう。旅行に行った時は写真を見てそのときの気持ちや情景を思い出すことができますが、銭湯では写真として思い出が残りません。あの銭湯良かったなぁと思い出す時に、この銭湯図解があれば「ここにこんなお風呂があったな」「この水風呂気持ちよかったな」と振り返ることができます。銭湯に行った時の思い出や気持ちを銭湯図解本に綴っておけばあなただけのオリジナル銭湯アルバムの完成です

銭湯図解の楽しみ方⑥薦める

銭湯図解は、友達に銭湯を薦めるときにも使えます。「この銭湯いいよ!」と言葉で言ってもなかなか伝わらないとき、浴室の写真もなくどう伝えればいいのか?そんなときに銭湯図解です。これを友達に見せれば、その銭湯の魅力が一発で伝わります。銭湯ひとつひとつに付いているキャッチコピーもその銭湯の魅力を伝えるひとつの切り口になるでしょう。

絵を見るだけじゃない「銭湯図解」の楽しみ方、みなさんも取り入れてみてください♪

銭湯図解は、Amazonやお近くの書店で購入ができます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?