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【日本一周154日目】四国カルストまでぐるっと1周(2023.05.01)

2023年5月1日(月)日本一周154日目

走行距離:160km
高知県四万十町→高知県四万十町

◾︎おやすみ

世間はゴールデンウィークに突入した。どこに行っても混み、渋滞が発生するこの期間は動かない方がいいので、高知県四万十のかっぱバックパッカーズでお手伝い(ヘルパー)をしている。

今日は、ヘルパーのお休みをいただいたので、周囲をツーリングしに行くことに。

目指すは、四国カルスト。その周囲のオススメスポットもゲストハウスのオーナーさんに聞いて、いざ出発。

最初に寄ったのは、近くの酒蔵「無手無冠」。昨日、かっぱのオーナーさんにいただいた日本酒が美味しかったので、自分でも買うことにした。九州では焼酎ばかり飲んでいたので、久しぶりの日本酒だ。

試飲コーナーもあったが、残念ながらバイクで来たので試飲はできなかった。

◾︎四国カルスト

四国カルストまでの道のりは、細くて狭い道路で勾配も急だった。1時間半ほど道を進み、姫鶴平に到着。道は混んでいなかったが、ライダーや観光客がたくさん来ていた。

頂上付近は、風が強く、晴れていてもとても寒かった。近くにキャンプ場があったが、夜寝たら相当寒そうだ。

これと言った写真撮影スポットが見当たらず、少し苦戦しながらなんとか撮影。

どこに行ったらいいのかよく分からなかったので、とりあえず少し走ってから四国カルストを跡にした。

◾︎喫茶店

続いて、オススメされた「もみの木」という喫茶店へ行ってみた。ここは、チーズケーキがおすすめだそうだ。ただ、席が着いてからの予約制らしく、開店すぐに行ったが1時間待ちだった。

チーズケーキは諦めて、巨大な四国カルスト牛乳パンを購入した。これはゲストハウスにお土産だ。

ちょうどお昼になったので、オンアンドオフという喫茶店へランチをしに行った。こちらも、教えてもらったところで、喫茶店営業しながらライダーハウスもやっているそうだ。

オーナーさんもバイクが好きらしく、カブを駐車すると、「かわいいバイク乗ってるね」と声をかけてくれた。

キジ鶏の親子丼をいただき、コーヒーを飲んでゆっくりさせていただいた。店を出る時に、お店の前で写真をパシャリ。

お店用の永久保存版も撮っていただいた。

こちらのオーナーさんに香川で最近オープンしたライダーハウスを教えていただいたので、これから行ってみようと思う。

◾︎温泉

さて、最後に温泉に寄って帰ろう、ということで、駅の2階にある温泉「ぽっぽ温泉」に到着。

520円で、サウナと露天風呂のある充実した銭湯だった。休憩スペースも広くて、風呂上がりにアイスが食べたくなったので、高知限定っぽい「アイスクリン」なるものをいただく。

さっぱり系でカロリーも低めのアイスだった。

豆知識💡高知名物アイスクリン
「アイスクリン」は、20年ほど前までは全国どこにでもあったようですが、いまもこれだけ街中で普通に売られているのは高知だけだそうです。実は戦後、物資不足とあまり儲けもないということで、昭和30年ごろには組合の人数も20人までに減少しました。しかし自動車の普及で、ドライバー目当てに道路脇で販売するアイスクリン屋さんが急増し、県内に100本以上のパラソルの花が咲きました。その間、「アイスクリン」の名称の珍しさや、高知にアイスクリンの商売人が多いということが、マスコミに取り上げられ、高知名物として親しまれるようになったのです。

引用:高知まるごとネット

◾︎タンデム

かっぱバックパッカーズに戻り、昨日から泊まっているゲストさんと合流。彼女は、バイクに興味があって、実は昨日、カブの後ろに乗せてあげると約束していた。

私のカブは、荷物が簡単に取り外すことができ、さらにヘルメットも2つあるので、旅先で誰かを乗せることもできる。

こういう展開になることはかなり稀だが、これまでで2回ほど後ろに人を乗せたことがあった。

まずは試運転でゲストハウスから3分の道の駅へ。

川を見ながらアイスを食べた。

◾︎鯉のぼり

もう少し乗りたそうな雰囲気だったので、今度は「鯉のぼり公園」に行ってみることに。最近は至る所で鯉のぼりを見かけるが、この辺りは川渡し鯉のぼり発祥の地らしい。

今はちょうどゴールデンウィークなので、元祖川渡し鯉のぼりを見ることができた。

さらに、反対側の展望台に行く道もあるということを張り紙で知って、そちらにも行くことにした。展望台への道は、細い山道で二人乗りで行くには少々不安だったが、無事にたどり着くことができた。

先ほど写真を撮った広場も小さく見える。こちら側からは、川も山も見渡すことができた。

豆知識💡鯉のぼりの川渡しの始まり
「鯉のぼりの川渡し」は、昭和48年ソフトボールをしていた少年たちのこんな言葉から始まる・・・
「最近は僕らぁが、大きくなったき、家で鯉のぼりを上げてくれん」
こんな会話を聞いた、当時の体育会のお兄さんたちは、
「よっしゃ。それやったら、おまんらあの鯉のぼりを、持ってこい!おれらあが、まとめて上げちゃうき!」
と、翌昭和49年に50匹程の鯉のぼりを、ロープを使いながら川の上になんとか渡した。そんな、体育会のお兄さんから子供達への、心のこもったプレゼントが「鯉のぼりの川渡し」の始まりである。
 十川体育会のメンバーは、30年以上もの間、この子供たちとの約束を守り続け、毎年忘れることなく鯉のぼりを四万十川にかけ続けている。(当時の子供達は、すっかりおじさんになってしまったのだが・・・)
その後、この取り組みはマスコミ等で取り上げられ、全国各地から鯉のぼりが送られてくるようになる。

引用:四万十町HP

◾︎BBQ

宿に戻ると、今日はゲストさんとBBQをするということで、早速準備開始。

ゲストさんがみんなで食べるように色々なものを買ってきてくれていて、みんなでシェアしてBBQを楽しんだ。私は、今日買ってきた四国カルストパンや日本酒を振る舞った。こうやって、一緒に食べ物も時間もシェアすることで、観光では得られない楽しい旅の思い出になることだろう。

今回のゲストさんは、ゲストハウス自体が初めての人もいたりして、それが私的には新鮮だったが、初めてのゲストハウスをとても楽しんでいたようだった。

ちょうどBBQの時間帯に、目の前で電車も通過して盛り上がった。かっぱバックパッカーズは、この目の前の電車も見どころだ。

明日からヘルパー仕事が本格開始するので、頑張っていこうと思う。


つづく…



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