日本一周後の目標!卵かけご飯屋さん×無料ライダーハウスを開業する
こんにちは!ちひろーかるです。
今、日本一周をしているのですが、終わったらこんなことやってみたいな〜というのが明確になってきたので、備忘録がてらnoteに記したいと思います!
ひとことで言うと、「旅人が無料で泊まれるライダーハウス」です。
この発想は、間違いなく日本一周中に出会った人、その前に出会った人々の影響を受けて、出てきたものです。旅する中で出会った方からケーススタディをして、アイデアが出てきました。
ライダーハウスとは?
私は、この日本一周中に「ライダーハウス」という宿泊形態に出会いました。日本一周の前は、存在は知っていたものの、使ったことがなくどんなものか分からない状態でした。
ライダーハウスは、主にバイク乗りや自転車乗りの旅人を対象としていて、基本は雑魚寝&寝袋持参スタイルで、ほぼほぼセルフサービス。屋根と壁のあるキャンプ場という感じです。男女で部屋が分かれているところもあります。
ライダーハウスは、儲かるようなビジネスモデルではないので、オーナーさんの善意や他のビジネスとの掛け合わせで営業されている所が多いです。料金は安く、大体1泊1000~2000円くらいです。
客層的にも、しっかり寝て休みたいというよりは、そこにいる人たちとの交流を求めている人が多く、夜は飲み会が開催されたりしてます。ライダーハウスに泊まると一晩ですごい数の出会いがあります。
私はこれまで、ドミトリータイプのゲストハウスはよく利用してましたが、ライダーハウスはゲストハウスともまた雰囲気が違ってて面白いなと感じました。
旅をしていて思うのは、思い出に残ってることって、綺麗な景色とか美味しいご飯とかよりも、いい出会いがあった場所なんですよね。旅というのは人との出会いなんだと思います。
「ライダーハウス」と言っても、バイクに乗っている人しか受け入れない!ということではなく、旅人を広く受け入れていきたいと思います。「旅人」の定義って曖昧なものですが、ざっくり言うと「長期(目安1ヶ月以上)で特定の目的地を決めずにウロウロしている人々」って言う感じですかね!
なぜ無料がいいのか?
私は日本一周中、福島県の会津若松で、ライダーハウス「福福亭」に泊まりました。
昼はラーメン屋、夜はライダーハウスという珍しい形態のお店です。
ここが面白いのは、なんと旅人からお金を取らず、無料で泊めているということです。福福亭の大将は「昔、自分が自転車旅をしたときにたくさんの人が親切にしてくれた。その恩を返したいから、無料でやってる」と話してました。
何か見返りが欲しくて無料でやってるわけではなく、過去に自分が受けた恩を今度は自分が、という気持ちでやってるんですね。
大将は「人は生きてるだけで迷惑をかけてるんだから、人のために生きたい」と、口癖のようにお話しされていました。
私は、日本一周中、旅人にたくさん会いましたが、ほとんどの方がお金を節約するために宿代を最低限に抑えていました。
雨が降ってても野宿するなど、けっこう無理してるのでは?と思ってしまいます。
お金のない旅人にとって、雨と風が凌げて充電ができて無料で泊まれる場所がどれほどありがたい場所か、というのを日本一周をして実感しました。無料で泊まれるようにすることで、たくさんの人が来やすい場所になります。
ライダーハウスはビジネスにならなくても、福福亭は、ラーメン屋さんで生計を立ててます。つまり、他の収益源があれば、ライダーハウスは趣味でいいのです。たくさんの旅人が訪れるライダーハウスを作れば、旅に出ている時のように面白い人との出会いが生まれます。自分が旅に出なくても、旅人の方からやってきてくれるのです。ライダーハウスが赤字になろうが、趣味にかかったお金だと思えばいいのです。
また、無料にすることで、次に繋がるエネルギーが生まれます。お金で対価を受け取ってしまうと、そこで関係が途切れてしまいますが、お金を受け取らないことにより、多くの人が、「自分には何ができるだろう」と考えてくれて、それが世の中に対して新たなものを生み出すきっかけになると考えています。お金ではなくそれぞれの得意分野で返してもらえればいいと思います。
これは、強制するようなことではありませんが、人には「返報性の法則」といって、何かしてもらったら何かをしたくなるという性質があるので、ほとんどの方が、何か自分なりに考えてくれるんじゃないかなと思います。それをしてもらった相手ではなく、他の誰かに返していく行為が、恩送りです。
なぜ飲食店と掛け合わせるのか?
福福亭にいるときに、私はラーメン屋さんのお手伝いをさせてもらいました。
ラーメン屋さんの手伝いをして気づいたのです。飲食店は、無料で泊めてもらった代わりに何かしたいと考える人の受け皿にもなるんだ、と。
実際、ラーメン屋さんのお手伝いは、普段なかなか経験できるものではないので、旅の中でかなりインパクトのあるいい思い出となりました。
まかないでいただいたラーメンも、お金で買うより格別に美味しかったです。
さらに、泊まった旅人が全国各地で口コミをしてくれれば、お店の営業マンが全国にいることになります。つまり、旅人を無料で泊めることは広告宣伝費のようなものです。
「無料で泊まれる飲食店」というモデルが成功すれば、それを他の飲食店にも広げていくことで、もっと旅人に優しい世界ができるのではないかと思いました。
なぜ卵かけご飯屋さん?
無料のライダーハウスで飲食店もやっていきたいという理由はわかったと思いますが、なぜ卵かけご飯屋さんがいいかという点について言及します。
1番の理由は、卵かけご飯なら自給自足で材料を調達しやすいのではないかと考えたからです。
私は以前から「将来は自給自足の生活をしたい」と言っていました。
卵かけご飯に必要なのは、米を育てる田んぼ、卵を産む鶏、醤油の素となる大豆です。これらは、素人でも自分で栽培をしている人たちをみたことがあり、なんとなくイメージが湧きました。
卵かけご飯って、日本人はみんな好きなのに、意外と外食で食べられるところって少なくないですか?モーニングでトーストとコーヒーを出してる店はたくさんあるけど、卵かけご飯はあんまりみたことないです。でも、卵かけご飯って栄養あるし、朝ごはんで食べられたら嬉しいと思うんですよね。
旅に出る前は、よく卵かけ納豆ご飯を朝ごはんとして食べていました。これも大豆から納豆を作ればトッピングとして納豆を提供できます。「卵かけ納豆ごはん」は、私がこの世で1番好きな食べ物です!味だけでなく、栄養バランス、コストパフォーマンス、作りやすさなど、様々な項目を考慮しての総合No.1です。もしも「これから1つのメニューしか食べられない」となったらコレを選びます!笑
元々は、「卵かけごはん屋さん」ではなく「卵かけ納豆ごはん屋さん」と言っていたのですが、「納豆好きなじゃない」と言う人が複数おり、トッピングが選べる卵かけごはん屋さんに着地しました。
卵かけご飯屋さんの営業時間は、朝だけ。朝はライダーに朝ごはん提供できるし、開いているお店が少ないので差別化になると思います。朝コーヒーを飲むのが好きなので、コーヒーも提供したいですね。トッピングは、お客さんからの持ち寄り形式でやりたいです。「卵かけご飯にあいそうなもの」を持ってきてもらって、余った分を寄付していただきます。前のお客さんが置いて行ったものは取り放題、選び放題。ゲストハウスでよく見る「冷蔵庫の余り物はフリー」みたいな文化を取り入れたいです。私は、納豆を提供して「卵かけ納豆ごはん」を布教します(笑)
収支があえば、卵かけご飯食べ放題&トッピング選び放題500円くらいで提供できたらいいなと思います!
お昼は、デザイナーやwebディレクターなど利益率の高い他の仕事をします。ここで自分の最低限の生活費を稼ぎます。
そして、夜はライダーハウス。だいたい、17時以降くらいに旅人やライダーにきてもらって、夕飯を一緒に作ったり、一緒にお酒を飲んだりできたらいいなぁと思います。
長期滞在する旅人には、デザインでの稼ぎ方とかを教えて、旅中にリモートワークで稼げるようになってもらう、とかも面白いかもです。今、私はwebデザインスクールの講師の仕事もしているので、そこでの経験が活かせそうですね。
夏はライハ、冬は南国の2拠点生活
ライダーが旅をするのって、暖かい季節だけなので、営業するのは春と夏だけでいいと思います。
なので、秋冬はお休みして、沖縄や鹿児島や瀬戸内などの南国でフリーアコモデーション(ゲストハウスなどの仕事を手伝うことで無料で滞在すること)をしながら暮らしたいです。
ライダーハウスをする場所は、夏涼しいところがいいので、東北の山奥とかかな?自給自足なので、自然豊かなところがいいですね。山だったら、電気は太陽光、水は湧水をひく、とかもできちゃうんじゃないかと思います。
そして、その拠点から南国までは、毎年カブで移動します。そうすれば、年に2回、カブで日本縦断ができるってことになります。
日本一周をしてて、すでに「もう一回来たいな」「次こそは来たいな」という場所がたくさんあるので、そうした場所を訪れながら移動ができるのです。これって最高じゃないですか?
カブでの移動に味をしめたら、もうバスや新幹線には戻れません(笑)
ここまで書いてみて、1年半前に書いた目標「千裕になる」に近づいてきてるなと実感しました!
ということで、以上はまだ全て妄想ですが、これからやってみたいことを言語化してみました!言語化は実現への第一歩です。気が変わって別のことをやり始める可能性もありますが、それを含めて温かく見守ってもらえると嬉しいです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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