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ただのビデオ通話だけじゃない「オンライン帰省」をやってみた

こんにちは。ちーさんです。
今日は、先日初めて家族で行った「オンライン帰省」について書いてみたいと思います。

「帰ってくるな」と言われてしまった2020年夏

私の実家は、山形にあり、私と弟が東京に住んでいます。
5月くらいまではお盆に帰省するつもりでバスの予約をしていましたが、7月になって「帰ってこないで欲しい」と親から言われてしまいました。

あれだけ毎年帰省を楽しみにしている親からそんなことが言われる日がくるとは。

山形の方では、東京都内の感染者数が増えているという報道の影響が大きいようで、両親的には帰ってきて欲しいものの、周囲から色々言われた結果、そのようになったそうです。
温泉に行く予定もありましたが、それもキャンセルしたと言われました。
そして、その時の連絡で、お母さんが「流行りのオンライン帰省してみたい」と言いました。

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我が家は、毎年お盆と正月に帰省し、子供が成人した今も一緒に旅行に行くような仲良し家族ですが、家族全員でビデオ通話をするというのは初めて。
基本的に母親以外は無口なので、オンライン通話をするだけで場がもつのかというのは少し心配でした。

そこで、少しは帰省らしい何かができないかなと思って、企画を考えてみました。

企画①みんなで共通のものを食べる

いつもの帰省のように、同じものをみんなで一緒に食べれば、少しは一体感を演出できるはず。
お母さんに相談した結果、「温泉旅行に使うはずだったお金を使って、山形の高級肉『米沢牛』を送る」ということになりました。
肉は、地元のお肉専門スーパーで買ったとのこと。

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あとでお肉の値段を聞いたら、100gあたり2000円のお肉だそうです。
それでも、「旅行に行くよりも半額以下の値段で済んだ」と言っていました。
こっちとしても交通費かかってないし、オンライン帰省、コスパはなかなか良いようです。

さらに、お母さんが手作りした冷凍のおかずも送ってもらいました。

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在宅ワークのおかげで、冷凍食品の受け取りはスムーズでした。

そしてオンライン帰省当日、肉を焼きます。

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半端なくデカイステーキが入っていて、1回では食べきれず半分だけ食べました。
オンライン通話を始める前に焼き始めたので、皆焼き上がりの時間がバラバラになって少しバタバタしましたが、味の感想もシェアできたので良かったです。

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自分で焼いたのに、味は旅館の夕食で出てくるようなお肉でした。
山形に行くことなく、山形でもあまり食べないような高級グルメを満喫することができました。

企画②懐かしの写真上映会

画面録画の機能を使って、なんか盛り上がる企画はできないかなと考えた結果、昔の家族写真をみんなで見るのはどうかなと思いつきました。
家族写真は、実家に保管されているはずなので、お父さんに頼んで、私が生まれてから現在に至るまでの写真をGoogleドライブにアップしてもらいました。

その写真を自分のパソコンにダウンロードしておき、肉が食べ終わった頃に画面共有機能を使って上映会をスタート。

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写真をうつすと同時に、お母さんがその写真の解説をし始めました。
私が記憶がない頃の出来事も含めて、色々聞けて面白かったです。
写真が80枚くらいあったので、上映会だけで1時間弱過ごしました。

これは家族ならではの楽しい過ごし方だと思うので、おすすめです。

使ったツールについて

オンライン帰省で使用したツールについても紹介しておきます。
今回は、LINEを使いました。

家族だとLINEでつながっていることも多いと思いますので、その場合家族LINE上でビデオ通話を立ち上げるだけでスタートできます。
zoomでも良いのですが、無料だと40分の制限があるのと、私の親世代だと新しいツールを使うことに抵抗がある人も多いと思うので、LINEが一番スムーズなんじゃないかなと思います。

父親と母親は近くにいるので、別デバイスを使って片方をマイクオフにしてもらって全員の顔が映るようにしました。

LINEを使う場合、親のパソコンにLINEをインストールさせておくとスムーズだと思います。
上映会のようなイベントをするときに画面が大きい方が良いからです。
うちの親は、パソコンとテレビをつないでテレビに画面を写していたようです。

また、画面共有機能はパソコン版のLINEにしかないので、自分のPCにもLINEを入れておきましょう。

オンライン帰省まとめ

今回のオンライン帰省、とてもうまくいったと思います。
会話は終始途切れることなく、最終的には「早く会いたいね」という想いがお互いに高まったような感じでした。

普通の帰省だと、食事以外の時間では皆バラバラに過ごすことが多いので、写真上映会のような時間を取れたのはオンラインならではでした。
普段はあまりできないこともオンラインだからこそできるということもあるかもしれません。
今回はやらなかったですが、自分に関するクイズを出して回答するというゲームも面白そうだなと思います。
離れていると意外とお互い知らないことも多そうなので。
こういうのは、リアルだと恥ずかしくてできないですよね(笑)

オンライン帰省は、2~3時間でできるので、会社を休む必要もないし、お金もあまりかからず気軽にできます。

お盆ももう終わってしまいますが、今年のお盆は帰省ができなくて心残りがあるという人は、オンライン帰省やってみてはどうでしょうか?

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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