アイデアは重要だけど無価値である

私の最近のnoteでは、アイデアを積極的に出すようにしています。

中には、「アイデアを無料で提供してしまうなんてもったいない」と思う人もいるかもしれませんが、その根本には「アイデアは重要だけど無価値である」という考え方があるので、今日はそれについて記事を書こうと思います。

アイデアは重要だ

私自身、アイデアによってモチベーションが上がったり行動につながることが多々あります。面白いアイデアが湧くと本当にワクワクしますよね。逆に、アイデアが湧かないと、なかなかやる気が起きなかったりします。また、全ての優れたビジネスは誰かのアイデアから始まっているので、アイデアというのは世の中には欠かせないものだと思います。

重要だけど無価値だ

でも、アイデアそのものには価値はないと思うんです。なぜなら、アイデアだけではただの妄想だからです。アイデアは、実行して初めて価値が生まれます。

喩えると、ダイヤモンドみたいなものです。
ダイヤモンドって、元々はただの硬い黒い石で、全然光っていないらしいです。ダイヤモンドというのは、特殊な技術でカッティングしないと、綺麗に輝かないんです。

アイデアもそれと同様で、アイデアそれ自体はただの黒い石で価値がありませんが、実際に行動して成果を残すことで初めて光り輝いて価値のあるものになると思うのです。

この理論からすると、アイデアというのは、世の中に出していった方がいいということになります。世の中に出すことで、そのアイデアに興味を持ってくれた人が実行に移してくれたら、それは新しい価値を生みます。特に、自分が実行できない、またはする予定のないアイデアであれば、なおさら自分の中に隠し持っておくよりは外に出した方がいいです。

さらに言うと、いいアイデアを知ったとしても実際に実行する人はほんの一握りです。「いつか自分が実行したいアイデアかもしれない」というビジネスアイデアでも、それを発信することで真似されるリスクよりも、「この人の発信面白いな」という信用が得られるメリットの方が大きければ、アイデアの開示は積極的に行うべきかな、と思います。
そもそも、アイデアを真似されただけで負けてしまうビジネスは、ビジネスとして成り立っていないんじゃないかな、と思います。
ビジネスは、アイデアではなく、実行力や実行スピード、熱意、ストーリーなどで差別化されるべきものではないかな、という考えです。

私は、経営者で自分のビジネスを持ったことはないのであまり偉そうなことは言えませんが、Voicyなどで様々な経営者の方の話を聞いてて、そう思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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