【日本一周番外編②】西表島のパイナップル農園でおてつたび
11月19日から11月24日まで、沖縄西表島のパイナップル農園のお手伝いをして来ました!
日本一周の途中ではありますが、沖縄で冬を越すことになったので、沖縄でできるおてつたびを探してみたところ、こちらの募集が目に留まりました。
沖縄本島から西表島はかなり遠く、人とバイクが一緒に乗れるフェリーが出てないため、カブは本島に置いて、飛行機とフェリーで西表島まで来ました!
ということで、今回は日本一周番外編として、6日間のおてつたびの様子を振り返っていきたいと思います。
おてつたび先の紹介
今回お世話になったアララガマ農園さんは、西表島の北西部「上原」という地域で、パイナップルとマンゴーを栽培、販売している農家さんです。
社長の池村さんと従業員の方3名、おてつたびで一緒になった方と一緒にパイナップル農園で草むしりの作業をさせていただきました!
どんなお仕事?
おてつたびの募集ページに書いてあった通り、ひたすら草むしりでした!
しかも、もう11月だというのに、日中の西表島の気温は30度近くあり、結構暑い。
最初は「やばい、これしんどいかも」と思いました(笑)
2日目あたりから徐々に慣れて来て、草をどうやってどのくらい取ればいいのか分かってくると、作業が楽しくなっていきました。
お掃除と同じで、ビフォアアフターが見えると気持ちいいんですよね。草を取る前と取ったあとできれいになっていくのが分かって、初日とは全く違う気分で作業することができるようになりました。
普段はバイクに乗ってるかデスクワークしてるかなので、土の上にしゃがみ込んで体を動かすというのが新鮮な体験で、その後に食べるご飯がめちゃくちゃうまいのです。
スマホを見ずに2時間くらい単純作業をするので、考え事も捗ります。デジタルデトックスですね。
お仕事日5日間のうち、5日目は、別の畑に移動。ここの草の生え具合がすごかったです。
草むしりというよりはもはやジャングル開拓(笑)
この日は雨模様ということもあり、全身泥んこになりながらの作業でした。考え事してる余裕もないくらいでしたね(笑)
草をとってやっと畑らしくなったパイナップル畑。いつも食べている野菜や果物の裏にはこんな苦労があるんだと実際に自分の体で体験できて良かったです!
業務時間外の過ごし方は?
今回のおてつたびは、一緒に参加した人との相部屋で、アパートの一室に住むような形でした。
ちょっとした家電や家具はありますが、基本はセルフで、材料を調達して自炊です。
宿にあった調理器具や炊飯器で、卵かけご飯やレトルトカレーなど自炊と呼べるか微妙なラインのものを作って食べてました。自分で材料を買い揃えてメニュー考えて作るの、何気にめっちゃ久しぶりです(笑)
お手伝いは12時で終わるので、ランチは周辺の飲食店で食べてました。農園から歩いて行けるところにご飯食べられる店はいくつかあります!
11月23日の夜には、地域のお祭りがあり、池村さんに教えてもらって来てみました!
35歳以下の島の若者が、この日のために芸能の練習をして地域住民に発表するというイベント。
今年が101回目の伝統ある行事で、島の皆さんが文化芸能に誇りを持って受け継いでいる様子を見ることができました。
あとから池村さんに聞いたのですが、西表島には高校がないので高校生になると皆島を出ていくのですが、7~8割くらいの人は島に戻ってくるそうです。池村さんも、その一人。
西表島は、コンビニやドラッグストアなど普段当たり前にあるものがなく、不便ではありますが、その不便さを超えて純粋に島の自然や人が好き、という人たちが暮らしています。
不便さなんてどうにでもなるな、と1週間離島に暮らしてみて思いました。
休日の過ごし方は?
今回は、おてつたび2日目の20日が休日でした。
この日は、1日フリーだったので、おてつたびで一緒だった女性と一緒に、西表島の観光スポット巡りしてきました!
まず訪れたのは、西表島の東部にある島「由布島」です。ここは、水牛で渡る島ということで、響きだけで面白そう。
行ってみると、本当に水牛がいました。こんな目の前で見たのは初めて。デカくてゴツいけど、なんか可愛い。
由布島はけっこう近くて水牛車で10分くらい。潮がひいてたら歩いても行けるらしいです!ということで、行きは水牛車、帰りは歩きで行くことに。
由布島は、島全体が植物園になってて、蝶を観察したり
ジェラート食べたり
水牛と触れ合ったりしました!
次に訪れたのは、船浮という集落。船浮は、西表島の中にあるのですが、陸続きの道が開拓されてない場所にあります。
どうやっていくかと言うと、フェリーで行きます。白浜という港からフェリーで10分ほどで到着。
昼過ぎでお腹が減ってたので、カレー屋さんで昼ご飯、猪カレー!スパイス効いててうまかった。
船浮の反対側には透明度抜群のビーチがあるということで、軽い山道を超えて行ってみました。
天気が良かったこともあり、すっごく綺麗な海を見ることができました!はるばるここまで来た甲斐があった。
そんな感じで、しっかり働き、久々に旅から離れて「生活」をし、西表島という秘境で遊ぶことができ、充実したおてつたびとなりました。
今パイナップルは収穫時期ではないので、パイナップルを食べることはできませんでしたが、もしかしたら収穫できたら送ってもらえるかも?その時を楽しみにしたいと思います!
アララガマ農園では、定期的にスタッフ募集しているようなので気になる方はページを覗いてみてください。
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