100年先を想う仕事を。
本日もご覧いただきありがとうございます!
工藤千尋(くどう ちひろ)です。
私の好きなブランドに「minä perhonen」(ミナ ペルホネン)があります。
奇しくも(と言ってはおこがましいかもしれませんが、)私と同じ年齢のブランドです。
そのブランドを創設した皆川さんが、
「せめて100年続くブランド」にという想いを込めて
デザインを通した活動をされています。
自身の経験がブランドの理念に
いま、ここで100年後を本当にリアルに想えるのか??
と考えると、なんだか難しいような気もします。
ですが、今の自分が良ければいいだけでなく、
ずっと先まで続いていくことを前提とした、より良い仕事がしたいなと私も思います。
自分の子孫も幸せな世界であってほしいし、
今やっていることが未来をより良くする活動の一部でありたいです。
皆川さんは学生時代、駅伝をずっとされていたとか。
だから、自分がゴールを切るというより、
襷を繋いでいく感覚が当たり前になっていて、
それがどこかで仕事にもつながっているんじゃないか、というお話を以前拝見しました。
見ているだけでワクワクする仕事
ミナペルホネンのテキスタイルはとってもかわいいです。
かわいいだけでなく、ひとつひとつ丁寧に想いを込めてデザインされて、作られています。
シーズンの生地も出ますが、長きにわたって愛されるようなデザインです。
サステナブルはファッショナブル
サステナブル・ファッション・サークルとのコラボも開始しています。
「サステナブルはファッショナブル」というコンセプトで多様なアーティストがデザインしたインドコットン農家支援につながるTシャツ。
皆川さんはこのTシャツにこんなコメントを添えています。
サスティナブルな循環を目指す時、物にだけ注力したのではかえって実現が難しくなる。
物を作る仕組みの中で『人が大切に作る』というマインドをきちんと持たないとそこから生まれたものは大切に扱われない。
人が大切に作れば作られた物を大切に扱いたくなるので無駄を出さないよう余分に作らなくなり、捨てるということも減り、使う人も作った人を想い、大切に使う。
自然とそのような気持ちが生まれるようにすることがサスティナブルな社会を継続することになると私たちは考えています。
顔が見える、人の想いが手に取れるものが
これからより価値を発揮していくと思います。
私も、100年先まで、自分がいなくなったとしても、
続いていくような持続可能な、良いと思った人が確実に次の世代に繋いでいくような、いい仕事がしたいです。
今週も最後までお読みいただきありがとうございます。
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