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わたしの中の“困ったところ“を考える

こんにちは、富森ちひろです。

今日は、「あなたの弱みは、強みにもなる」と言うお話です。


あなたが、自分で思っている「ここはなんとかしたいな」と思う部分はどんなところですか?

「優柔不断なんです」
「時間にルーズなんです」
「なかなか一歩踏み出せなくて」
「考えなしに行動して失敗ばかりなんです」
「失敗に厳しいところがあるんです」
…と、人によって色々なことを思いつくと思います。


きっと、その今思いついたことが原因で、過去に失敗したこともあったり、
「ここをなんとか直したい」
と思ったこともあったりしたのではないでしょうか。


でも、その自分では弱みだと思っている部分は、

何か行動をした結果次第で“ 悪いところ“ “ 困ったところ“ 

と言う評価をされてしまっただけかもしれません。


例えば、
「優柔不断なんです」
と言う特徴について考えると、
言い換えれば
「その物事に対してじっくり熟考してから行動することができる」
と言うことですよね。

それをすることで、どんないいところがあって、逆にこんな悪いところがあるかもしれない。
これをすることによって得られるいいところと、失敗したときのリスクを考えると、半々くらいだからなかなか決められない、
でも決めないといけない、どうしよう……
と思考が止まってしまうこともあるかもしれません。

でも、
「いつも考えなしに行動してしまって、失敗してばかりなんです」
という人からすると、
行動する、喋る前に一度立ち止まってどちらの可能性も考えることができることは、見習いたいところになるのかもしれませんよね。


じゃあ、なんで「優柔不断なんです」と自分の弱みとして捉えてしまっているのかというと、
優柔不断であることで過去に何か「困ったことがあった」という結果を得たことがあるからなんです。


その時は、悩みすぎて時間を使って決められなくて…と周りの人も巻き込んで困ったことになってしまったのかもしれません。

でも、しっかりと考えて決められること自体は悪いことではないんです。


同じ「優柔不断」という特徴でも、
結果がうまくいかなければ“弱み“になりますし、
結果がうまくいけば“強み“にもなるんです。


だから、それは「結果的にどうなったか、」ということであって、
人には強み・弱みを持っているわけではなくて、
“そういう特徴を持っている“ という、ただそれだけなんですね。


何かやってみての結果次第で周りの人からの評価が変わることはあっても、その人の人間性が変わるわけではありません。

周りの人からの評価に振り回されてしまうのは「他人軸」の考え方がベースになっているかもしれません。

結果だけをみることなく、「自分が持っているのは“弱み“はなく“特徴“」と思えたら、自分の軸はブレることが少し減るかもしれないですよ。


また、他の人から
「優柔不断だよね」
ともし言われたとしても、
“弱み“だと自分が思っていれば、欠点を指摘されたと感じるかもしれませんが、
“特徴“だと自分が思っていれば、単に自分の特徴を指摘されたと思うだけですむこともあります。


もちろん、周りの人を困らせてしまっているなら、迷惑をかけないように改善することも大切ですが、

「自分はこういう人間だから、まぁ仕方ない」
と思えるようになれば、ちょっとだけ楽に生きられるかもしれませんよ。


今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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