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わたしの幸せはどこにある?

こんにちは、富森ちひろです。

今日は、「自分の幸せを子どもに求めない」というお話です。


あなたは、どうなった時に幸せだと感じますか?

自分の幸せに関する項目の中に、
「子どもがこうだったら幸せを感じることができる」
というものがあった場合、その項目を見直してみませんか。


例えば、
「子どもに友達がたくさんいて、人間関係に困っていなければ幸せを感じられる」
「子どもが有名な学校に進学できたら幸せを感じられる」
「子どもが頑張っている部活で優勝できたら幸せを感じられる」
「子どもがいい会社に就職できたら幸せを感じられる」
「子どもが結婚して幸せな家庭を築いたら幸せを感じられる」
「子どもが幸せを感じることができていれば、自分も幸せを感じられる」
…と言った風に、
『子どもが喜び、幸せを感じることができれば、自分も幸せ』
と感じる気がする、と考える人がいるかもしれません。

もちろん、自分の大切な子どもが幸せなら親として嬉しく思うのは当然ですし、
子どもの幸せを願う気持ちもほぼ全てのお父さん・お母さんは持っていると思います。


でも、子どもの幸せだけを、自分の幸せを感じる気持ちの源とすると、
苦しく思うこともあるかもしれません。


子どもに自分の幸せを求めてしまった場合、子どもがそれが達成できなかったときにどう感じるのか。

・どうしてこんなこともできないのか と相手(子ども)を責める
・自分でどうしようもない部分について相手(子ども)がうまくいかなかった時に、自分の問題として自分を責める

そんなことを考えることがあるかもしれません。


そのどちらともについて、
“自分のこと“と“子どものこと“が一緒になってしまっていることが原因の一つではないでしょうか。

本来、自分の大切な子どもといえども、年齢が低くても生活全般にお世話が必要であっても、それは
“自分以外の人間“ です。


家族には変わりありませんが、『=自分』ではないんですね。


そして、自分とは別の人間である以上、自分の思う通りには行動しないし、考えもしないんです。

子どもが小さいうちは余計に思うかもしれませんが、
「どうして言う通りにしないの!」
ということは、別の人間なのだから当たり前なんです。


だから、子どもを思い通りに動かそうとすることは難しいですし、
子どもを幸せにしなくちゃ、と頑張って行動することも必ずしも結果にはつながらないこともあります。


そんな時に、
「子どもがこうだから、私も幸せになれない」
と言うことは、本当は感じなくてもいいんですよね。


だって、子どもは自分とは違う人間ですし、
何が幸せか、は自分と子どもでは違うかもしれません。


そして、子どもが幸せになれなくても、親である自分を責める必要も、本当はないんですよね。
子どもはきっと、親とは関係のないところで自分の幸せを見つけて、幸せになるものなんです。

と、言われると、なんだかすごく冷たく聞こえるかも知れません。


本質的に親が幸せにしてあげることはできないかもしれませんが、
子どもが広い考え方を身につける話し方をしたり、興味を引きそうなものを用意したり、一人の人間としてしっかり子どもの話を聞いてあげたり。

そんな、子どもが自分で幸せになるための環境を用意してあげるのが、大切なのかな、と思っています。


自分を幸せにするために、子どもに多くを望んでいることに気づいたら、他の部分に自分の幸せを見つけておきませんか?


家のことでも仕事のことでも、自分一人でできることでも友人関係でもなんでもいいので、
自分が小さな幸せを感じられる先をなるべくたくさん見つけておいてください。


そうやって見つけた色々なことで親である自分が幸せそうにしている姿を見せることが、
1番子どもにとっても幸せを見つけるための手助けになるのではないかな、と思いますよ。


今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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