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3お子さまのお話を聴く、時間帯?場所は?~不登校を活かすきっかけシリーズ~

不登校を活かすきっかけになったシリーズ

お子さまが悪いわけでもなく、お母さまが悪いわけでもないことをまず大前提のもとお子さまと向き合うようにされてみてください。



3・お子さまのお話しを聴いてみましょう。

【学校に行きたくない:意思表示が出た場合】
お子さまが、「学校に行きたくない」と意思・態度で表現する。

・学校に行く時間でも部屋から出てこない、または行かない。
・「学校に行きたくない」と言葉で表現。

このような場合のケースは、一旦お休みをさせてみましょうとお母さまにお伝えします。

そして、自宅よりも、場所を変え、お子さまからのお話ししてくれる環境を作ってあげてはいかがでしょうか?

【お話を聴く場所】
・可能であれば自宅以外を最初はおススメしています。
・ご自宅しか難しい場合は、下記の時間帯で行ってみるとよいと思います。

(ご自宅の場合)
・日中にお話しすることをお勧めします。
・お話しする環境を作ってあげてみてください。
・気軽に話せる環境(好きな音楽、映像を流す、好きなゲーム音、好きな飲食のもの)
・リビングなど広い空間
・太陽があるうちが話しやすいし、前向きにもなれる時間帯。
・夜はNGに最初はしておきます。夜はだんだんシリアスな思考になりやすいので。
(気分を変えてお話しできそうな場所)
・自宅以外な所。
・郊外で見晴らしのいい人があまりいない場所
・海、山、小川、自然あふれる広い空間
・ドライブ気分で、好きな音楽を聴きながら、自然の場所へ行きながら
 お話ししてもオッケー。
・ドライブ気分で、飲食をテイクアウトしながら、音楽聴きながら、お話し
 をゆっくり聴いてみる。
*話したくない時は、無理に話させないでもよいと思います。
*自宅に帰ったら、気分が変わり話始めるかもしれません。



【お話しの内容よりも聴くだけに徹してみましょう】
・お子さまのお話しの内容というより、お子さまが口から言葉を出すことで吐き出す(息も吐きだす)ので、ストレスも少しずつ軽減していく事が目的です。
・話さなければ話さないでもよいのです。
『いつでも〇〇ちゃん(お子さま)の味方だから、大丈夫だからね』
と言葉を添えてあげてください。

・お話ししたくなったら、きっと話始めるでしょうし、その時を待つことも大切です。

【お母さまにアドバイス】
・現在は不登校に対しても、見方が数年前より意識が変わっており、休んでも可能な空気にもなっているように感じています。
・学校に行くことが目的ではなく、今のお子さまの心の健康状態を整えていく事を優先にしていきましょう。風邪の不調と同じで、休息や睡眠、食事、栄養などで回復していくように、不登校も心の低迷期により「休みたい」だけという場合があります。
・お母さま自身を責めないでください、ご自身でネガティブな思いのループにはまりそうな時、ネガティブに自分を責めるリピート再生をするのを気づいたら、一旦「そう思っているのね」自身を受け止めてみる。
その後、紙に書き出したりして、お母さま自身の感情を書き出したのち、破ってごみ箱に処分しましょう。

不登校気味、、不登校からひきこもりのお子さまの親御様が、おっしゃられていることは、このきっかけで、振り返ったら「親子の絆が深まった」というお話も実際に不登校カウンセリングアドバイスで関わった親御様がおっしゃっておられます。
この不登校というきっかけを「活かす」方へ活用してみようと決めてはいかがでしょうか?
先行き不透明で、不安でいっぱいだと思いますが、子育てと同様に、不登校経験のお母さまのお言葉と現在の状況で安堵することと思われます。

一部不登校回復ご感想掲載しています。↑

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