webと企画 #16 直帰率を下げるメインビジュアル
こんにちは、クリエイティブディレクターの
高宮と申します!
第15回目の記事では
「見やすいサイト」
という部分についてお話いたししました。
前回の記事はこちら
https://note.com/chiharunoippo/n/n89a4ed34fdf6?magazine_key=m21a2eaeb0055
第16回目の記事では
「直帰率を下げるメインビジュアル」
についてお話ししようと思います。
惹きつけるメインビジュアル
皆さんはWEBにおけるメインビジュアルの
重要性や、様々な効果についてご存知ですか?
メインビジュアルがしっかり構成されていれば
サイトの直帰率を下げ、LPなどではその後の
コンバージョン(成約率)も大きく変化します。
では具体的には、どういった要素や
コンテンツがメインビジュアルにおいて
ユーザーに強いインパクトを
与えているのでしょうか?
今回は、そういった部分をフルで活用し
より効果的なメインビジュアルの設計
についてお話いたします。
まずメインビジュアルを考える上で
事前に決めるべき項目は
・メインビジュアルで伝えたい事(目的/背景)
・ターゲットユーザー(誰に)
・必要なコンテンツ(何で)
といった部分。ここについては
サイトの制作意図など同じく
明確になっている必要があります。
伝えたいことを決める
メインビジュアルで伝えたいことを
決めるべき理由は、
今後出来上がってきたものが
「いいのか悪いのか」を判断する為です。
方向性をしっかり決めることで、
伝えたい情報を正確に表示し、
情報部分でのモレをなくすことができます。
誰に向けたものなのか決める
ターゲットとなるユーザーを絞り
そのユーザーに的確に課題解決を
提示することで
「直帰率を下げ、CVが上がる」効果を
より鮮明に発揮することができます。
必要なコンテンツを考える
上記を考えた上で、それを
再現するためにはどうすべきかを
考えます。
具体的に制作をしていく上で
気をつけたい点は
・ユーザーが「目的のものがある」と感じるか
・ベネフィット/メリットを感じられるか
・他のサイトとの差別化
それを踏まえて写真、
動画が必要なのか、あるとしたら
どうあるべきなのか。
またはタイポグラフィーや
グラデーションなどの実写無しの
方向性で進めるのか。
そこだけでも内容が大きく変わってきます。
メインビジュアルに使用する写真
メインビジュアルの写真は、
目的やサイト運用方法に合わせて
選定する必要があると感じますが
そんな中でも効果的な選定方法があります。
例えば、以下の画像は
・ターゲットが男性(画像の異性)で
信頼を得たい場合
・注目してほしいポイントがある場合
などに効果的です。
ではこちらの写真には
どんな効果があるでしょうか。
・目線誘導
写真の女性の視線の先のエリアが気になる
・女性的なカラーでメイクなども統一されている
女性ユーザーの興味を引く
というように同じ女性の写真であっても
目線や服装、色合いなどで
相性のいいユーザーも変わってきます。
ここでいう相性のいいユーザー、
というのは
写真で興味を引くことができる
ユーザーということです。
以上はあくまでも例の1つですが
実践的にそういった写真1つの配置に
関しても意図やもたらす効果を
明確にしながら制作することは
その後の運用の上で非常に重要です。
まとめ
メインビジュアルを考える時だけでなく
特にWEBにおけるデザインや設計では
ただ綺麗なもの、ただ見やすいもの
を作るのではなく、
ユーザーの体験、心理に紐付けて
効果や意図を見込んで配置することが
重要となってきます。
私がwebのメインビジュアル制作について
参考にしたのはこちらの記事です。
http://www.webdesign-fan.com/main-visual
今回は
「直帰率を下げるメインビジュアル」
についてお話しました。
ここまで読んでくださった皆様、
ありがとうございました。
次回も、よろしくお願いいたします!
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