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「陰陽そして勾配」絵画販売開始@向山藝術企画

子どものころからチラシの裏に描いていた、言葉では形容できない線の折り重なり。そこに潜むのはこの世にある「あちら」と「こちら」。それらの間に明確は境界はなく、敵のように見えたり味方のように見えたりするのは、「解釈」に依ってのみ説明されるのではなかろうか。

無心でこの類の絵を描く時、天地左右をほとんど気にしない。あらゆる方向から降り注ぐ連続した直線に、その都度、異なる方向からの光をとらえて描いているので、パッと見ると一貫性がなく不思議な感覚を抱くように思われるかもしれない。

「陰陽そして勾配#001」向山千晴 作

どの部分を切り取って見るか、あるいはずっと遠くからまとめて解釈するのか。ずいぶんと見え方を皆さまに委ねてしまっている作品だ。だからこそ受け取るものは様々であろうし、思いもよらない「解釈」がなされる瞬間を楽しみにしている。

対象のない絵なので、ここからインスパイアされたことをもとに、挑戦したり、休んだり、おいしいものを食べたり、創造に励んだりしていただけたらこれ以上嬉しいことはない。あなたの生活のほんの一部のほんのきっかけにしかならなかったとしても、私はとても嬉しく思うし、ずっとずっと感謝するだろうと思う。

ずっと前から構想していたこと。まず、最初の1枚の絵画の販売を開始いたします。ぜひご覧になってください。

何かご不明な点がございましたら、販売HPの問い合わせフォームよりご連絡くださいませ。

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