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日本を飛び出してみる

去年、31歳の誕生日を迎える前に軽い気持ちでカナダでのワーホリビザを申請しました。細かくは覚えてないんですが誕生日の一ヶ月ほど前で結構ギリギリに取得。
そして先週ようやくこちらに引っ越してきました。
ずっと憧れだった海外での暮らし。ついにスタートです。

後悔したくないから

なぜカナダなのか?何をしにいくのか?仕事はどうするのか?1年後はどうするのか?
行く前はこんなことが頭の中をグルグルしてました。(時代の流れでしょうか。周りからはあまりしつこく聞かれなかったかも。)
でも自分の中ではっきりわかっていたことは「今行かないと絶対後悔する」っていうことだけでした。もう直感ですね。つべこべ言わずに行け!と自分に言い聞かせてました。半ば強引です。

10年越しで開けた道

中学生の頃から英語が好きで、実は高校の時にカナダに2週間ほど滞在しています。大学時代は留学できるだけの金銭的、時間的余裕もなく、そのままストレートに卒業→就職。
新卒で入社した会社ではたくさん海外出張には行かせてもらえたけど、年功序列の組織で海外駐在員になるまでの道のりが遠かったことに加えて業務内容があまりにも自分に合っていなくて5年で退職。
その後手探りで悩みながらもキャリアチェンジし、実はその間に結婚と離婚を経験。ここ数年でようやく人生も落ち着いてきたかなというとこだったんですが、どうしても「海外で暮らす」というシンプルに聞こえて自分にとってはとても高い壁を超えることができずにいるのが心残りでした。
また、パートナーはフランス出身で、フランスに住むという選択肢もなくはなかったんですが、彼もフランスが嫌で日本に来ている身なので本人の気持ちも考えると今フランスに移住するのはなしかなと。
他にもパンデミックで仕事が決まってないとカナダに入国できないとかなんやらで、2019年〜2021年は行きたくても行けない状況が続いてましたね。
このまま日本に閉じ込められたまま歳をとってくのかな、、やだよ〜と憂鬱になったこともあったような。。
ようやくコロナも落ち着き国境も開き始めビザ発給も始まった矢先、ちょうど31歳の誕生日を迎える直前に、今行こう!今しかない!と決めました。
学生時代から人生紆余曲折を経ながらも心のどこかで願っていた海外移住がようやく現実のものに。

学びの途中

この10年を振り返って社会の荒波にもまれ自分のことをより深く理解できたように思います。若いときよりも自分のことを理解しているこの私が決断したんだから大丈夫。と自分に言い聞かせています。
4年ほど勤めた会社も辞めないといけなかったのですが、業務委託という形でお仕事をいただくことができ、収入面での不安も解消してからこちらに来ることができました。
学生だったらこんなことできなかっただろうなと。
まだまだ理想の自分とは程遠いですが、何事もやってみないとわからないというスタンスなので、次の10年どんなことをしてどんな人間になっていたいか大きく思い描いて、楽しみながら一歩ずつ歩みを進めて行きたいなと思います。

さよなら日本


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