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感情のウラ側に何がある?~不快感情の扱い方~

私は小さな頃から自分の感情を抑えて
嫌な感情はすり替えて、隠して過ごしてきました

特に“怒り”

怒りが沸くと瞬時に切り替えて”ない”ことにする技術が磨かれ、
自分には怒りの感情がないのだと思っていたくらいです

そんなわけもなく
愚痴を言うことはあったけれど、
人前で怒りを爆発させているひとなど見ると
嫌悪感でザワザワ

20代後半で職場のひとにものすごく怒りが沸いたときはすごくびっくりして精神がおかしくなってしまったのかと思いました

ときはたち、
子育てをするなかで日々感じるイライラ

その正体を突き止めるために、ここ数年は感情の仕組みを学んでいます


怒り、悲しみ、不満、嫉妬、、、
いわゆる、ネガティヴと言われる負の感情
不快な感情が出たときに、そこに捉われると時間も体力もすごく奪われてしまいます
それって解決に向かうでもなく、本当に疲れますよね

だからとっても避けたくなるのですが、

実はネガティヴ感情の裏にこそ
”命の願い”が隠れているというのです


不快な感情が出たときは
自分の願いにつながり自己をバージョンアップするきっかけかもしれません

なので不快感情がでたらオメデトウなのです

今回は、不快な感情のウラには何があるのか
その扱い方についてまとめます

①怒り

【現実を創造する情熱のエネルギー】

怒りはなぜあるのか?
もし人間に怒りがなければ平和かもしれませんがこの世界には何も変化が起こらなくなってしまいます

怒りのウラには
(強く願っている)あるはずのものが(現実には)ない
という想いが隠れています
そこにはこうあってほしいという強い願いがあるのです

私は子どもが喧嘩したり、片付けるそばから部屋を散らかすことにイライラします
それはどうして?と自分に問いかけたところ

もっと相手を大切にしあいたい、大切にされたいという願いが隠れていることに気づきました

怒り自体にはいい・悪いはありません
「ない」という欠損から使うと攻撃や破壊のエネルギーとして暴力的に
「あるはず」という創造の可能性の世界から使えば現実に変化を起こす創造的なエネルギー
となります

怒りが出たときは、
自分にはどんな願いがあるのかにフォーカスする
(その場でできなければ、あとから落ち着いたときにでも◎)

それがないことへの責任を他人に求めるのではなく
望む現実を創造するための情熱に転化することを考える

怒りが出たときは一呼吸おいてどんな願いが隠れているのか探ってみようと思います

②悲しみ

【次の段階へ行く器が整うための浄化】

悲しみには”泣く”という体験が伴います

特に男性に多いかもしれませんが、
悲しんでいる自分は弱い、情けないなどと卑下し
悲しみはこらえて耐えるべきだと思いこんでいるひとがいます

悲しみは”求めている”ものが「ない」、もしくは「なくなった」という喪失の嘆きです
恋人と別れた、大事なものをなくした、大好きな人が亡くなったなど

大切なのは
「ない」もしくは「なくなった」痛みを感じて受け入れること

自分の痛みへの共感や他人に共感してもらい痛みを分かち合うことで喪失の痛みを受け入れることができます

《涙の浄化作用》
涙でエネルギーを流すことで私たちは喪失を嘆き、受け入れ、次に向かう器が整います

今ここにある「ない」を受容し、浄化を通し完了することはとても大切なことなのです

長くなりそうなので、他の感情についてはまたの機会にします

お読みいただきありがとうございます

茨城県ひたちなか市で夫婦で統合的な見方による治療院をしています
心身の不調のサポート、発達相談、カウンセリングなど、ご縁がありましたらよろしくお願いします🌿




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