刀ピークリスマスのテーマソングという化け物

毎年進化してんだもん、すごくない???

新年あけましておめでとうございます。という気分ではあるが昨年末の刀ピークリスマスの話をさせてくれ。



限界独身20代男性にとってVtuberのクリスマス配信ほど輝くイルミネーションは東京ドイツ村にも神戸ルミナリエにも無いんだけれども、その中でも高いルクス数を誇る、眩しいくらいに輝くのが刀ピークリスマスだ。2019年ぐらいからほぼ同じ流れなのに見てて飽きないし、マシュマロで培った陣内智則並みのツッコミと妹の前で毎日のようにボケ倒す2人の軽妙なトークは、まるで毎週のようにコラボ配信しているコンビのような息の合い方である。(ちなみにこの2人がYouTube上で邂逅する機会は年に数回とめちゃくちゃ少ないため、織姫と彦星になぞらえて別名『冬の七夕』とも呼ばれる)

当方は2018年の「とうピークリスマス」、いわゆるファーストシーズンから視聴しているが、右肩上がりで面白くなっている。おそらく同時期からだろう、クリスマスに「一人じゃない」と感じることができたのは。


さて、その刀ピークリスマスのメインコンテンツが、いまやラッパーとして確固たる地位を築きつつある、ピーナッツくんによる曲のプレゼントコーナーだ。

「剣持」「刀也くん」「刀也」と回を追うごとに呼び方の距離が近づき、かつてニコニコ動画で流行した「日本語が理解できることが不幸」というタグがピッタリの、思わずマイリスしたくなる曲ばかりだ。高い完成度に裏打ちされた素晴らしいメロディセンスはただただ「お見それしました」と感嘆を禁じ得ない。

2018のUS感溢れるトラップから、2019のベースの心地よさとアダルティあふれるリリックが同居する曲、2020のSuchmosを彷彿とさせるネオシティポップ、と様々な曲を披露するスタイルには、涙なしでは聴くことができないだろう。


そして2021年・・・

おまっ・・・「お前」~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!???????という距離感。「もう一泊もう一泊」は、Mr.childrenのHANABIよろしく、子供でも口ずさんでしまいそうなキャッチーさと、ダンサブルさもある。「ここは二人の実家 住む」と「愛の芳香剤が充満 吸う」、「もう一泊」と「falling love」のキショ韻踏みからの、実は「住む」は「soon」になりうるし、「X-mas刀ピーmidnight」は「X must be midnight」という隠されたテーマまで同棲させてんじゃんこの曲・・・・


ピーナッツくんの楽曲にはもしかすると、隠された韻があるがめっちゃあるんじゃね?

2枚目のアルバム「Tele倶楽部」に入ってるsuperchatという曲では「ニコニコ ほら 生放送」は「ニコニコ生放送」に聞こえ、このアルバム発売と前後して行われたライブのタイトルは「NUTS TO YOU」って、これ英語のスラングじゃ・・・などなど、掘れば掘るほど出てくるんだ。隠された『本当の意味』に。ゴールドロジャーかい。探せ、この世のすべてをそこに置いてきたって俺たちは言われてんのかい。

こうしちゃいられない。今までの曲に隠された意味を探す航海に出なくては・・・・

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