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エロいイラストを描きたかったので、「動物 キス」で検索した:0109


 「動物 キス」で検索していたら、象がキスをしている写真を見てしまった。見てしまった、と恥じらうほど色っぽい。二度見した後、そっとサバンナの灌木から覗き見たくなる。

 象が殊更好きというわけではない。たまたま動物同士のエッチなイラストを描きたくなって調べた結果がこれだ。どんな生き物でも、官能に浸っている姿は色っぽいのだ。


 鼻を絡ませてうっとり目を閉じていたり、鼻の先っぽを口の中に入れて頬張り合ったり。

 そんなに気持ちいいのかい?
 写真が返事するわけないのに尋ねてしまう。
 エロは理屈じゃない。妄想なんだ。
 分かり得ないものほど妄想してしまう。

 人間には象の鼻にあたる部位はない。ただ、似た部位から推測はできるかもしれない。腕だ。絡めてみよう。

 

 ・腕を絡める。(半回り・2本ある)

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 ・タッグを組む

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・象 

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官能を感じない。
見れば明らかに痛そうだ。

絡めあっても半回り。一回りもできるだろうけど、それは痛いだろう。
骨が当たり、関節は軋み、絡み合った肌がどうこうして気持ちよくなるとはとても思えない。

こちらの記事を読んでみた。


 象の鼻には骨がない。筋肉の塊のようだ。ぐるぐると何重にも絡み合おうが傷まない。

 だからってぐるぐる巻きすぎだろう。面白がってやってるのか、あの固い皮膚を超える気持ち良さがあるのだろうか。

 妄想してもしきれない。ただイラストレーターの間では、エロいイラストほどエロさにモチベーションが上がってたくさん描けるし画力が上がるという言説がある。

 言説は正しかった。

象のキスでイラストを練習すると捗る。

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 エロは強い。

 


 
 

自由研究をしないと死んでしまう性分なので、不思議だな・面白いな、と思ったことに使わせていただきます。よろしくお願いします。