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『無料でいいです』と言ってはいけない理由 (小林正観著『ありがとうの魔法』【ダイヤモンド社】より)

『あなたの「書」を1000円で売ってください』と言われたときに、

『あなたにはお世話になっているので、お金は取れません。無料で差し上げます』

と言ってはいけません。

小林正観著『ありがとうの魔法』【ダイヤモンド社】

から学んだことである。

本書のP.59に次のようにある。

◆なぜかというと、無料で差し上げた場合、無料でいただいた人は、『二度と買いたいと言えなくなってしまう』からです。じつは『相手の言い値で売ってあげる』のが『謙虚』なのです。

相手が『1万円で買いたい』と言ってきたときに『そんなつもりで書いたわけではないので、タダで持っていってください』と言ってしまうことを、

『おごり』『高ぶり』『うぬぼれ』『傲慢』◆(引用はここまで)

相手が『有料で買いたい』と申し出たら、『無料でいいです』とは言わずに、お金を受け取る、これを『謙虚』というのだと、小林正観氏は本書の中で述べている。

つい、『いいよタダで』と、言ってしまいそうである。

だが、冷静に考えてみれば、それは確かに『傲慢』なのだと思う。

小林正観氏の書籍は、未熟者の自分にとって、学ぶことが多い本である。

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