◇書店で取り寄せ依頼した話

雨のなか、仕事終わりに書店に寄りました。今日の目的は本の取り寄せが可能か相談すること。実店舗で取り寄せしてもらうのって何年ぶりだろう。下手すると、十年はゆうに経っているかもしれない。
いまは通販サイトも豊富ですし、実店舗の在庫がわかるサービスや取り寄せができるサービスもあります。欲しい本はネットさえあれば何とかなるケースも多いもの。大学のときは名古屋に通っていましたから、大きな書店も身近にありました。店舗で取り寄せしてもらっていたのは、高校生のときかなあ。

なぜ今回わざわざ実店舗に赴いたのか。理由は単純で、ネット上では注文できなかったからです。欲しいのは、すでに刊行されている作品の重版分。元とは違うカバーがつけられた、特別バージョンがあるだとかで……。
十店舗ほど探したのですが見当たらず、友人も赴いた書店で見てくれましたがなく、さてどうしたものかと思っていました。土曜、京都に赴いたときに探すか、それでなかったら名古屋に出るか……くらいまで考えていた。
すると著者ご本人から、書店での注文が可能らしいとの情報が出されたのです。それが昨日のこと。

それで早速、書店に赴いたという次第。
ただしあくまで重版分の特別カバーという特殊なケース。出版社の書籍情報や公式通販サイトを覗いてみても、載っているのは通常版の表紙だけ。ほかの通販サイトも同じ。カバーが違うだけで、書籍として明確な区別はなさそうでした。
だから情報源である公式の告知ツイートをプリントアウトして、書店員さんにお渡ししました。口頭で説明するのも大変だし、手違いが起こる可能性もある。実際に作業をするのが、応対してくださった方とは限らないし……。
出版社の窓口がとうに閉まっている時間だったので、明日あらためて問い合わせしてくださることになりました。無事に手に入ると良いなあ。

こういう手間のかかるケースだったにも関わらず、丁寧に応対してくださった書店員さん、本当にありがとうございます。取り寄せできない可能性も含めて今後の流れも案内してくださって、ものすごく安心しました。
ひいきにしているのは職場との近さもあるんだけれど、こういうときの信頼感も大きい気がします。