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読書・映画鑑賞記録(2024)

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読んだ本や観た映画の感想。Twitterに載せたもののまとめです。
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#映画感想文

映画『侍タイムスリッパー』(9/13鑑賞)

頬がゆるむ展開の中に覗く、侍の葛藤や芯に胸を貫かれた。 幕末の京から、現代の時代劇撮影所…

chigi
1か月前
3

映画『熱烈』(9/8鑑賞)

沸き立つ熱気に心身が震えた。 主人公のチェンは、母の店や洗車、イベントパフォーマンス等で…

chigi
1か月前
8

映画『ハロルド・フライのまさかの旅立ち』(7/14鑑賞)

照らす光のやわらかな煌めきが忘れがたい。 かつての同僚から、ホスピスに入院中で別れを告げ…

chigi
3か月前
3

映画『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』(7/5鑑賞)

なんて忘れがたい、かけがえのないクリスマスだろう。 舞台は1970年アメリカ、全寮制の名門校…

chigi
4か月前
5

映画『告白 コンフェッション』(6/1鑑賞)

天候以上に荒れ狂う両者の関係、攻防に呑まれた。 雪山で遭難した親友二人。負傷し死を覚悟し…

chigi
5か月前
3

映画『ミッシング』(5/18鑑賞)

あまりに心を抉られる。 6歳の少女が失踪した。捜し続ける両親へは誹謗中傷や悪戯が相次ぎ、叔…

chigi
5か月前
6

映画『ありふれた教室』(5/17鑑賞)

場所はドイツ。舞台は学校。しかし無関係でも無関心でもいられない光景が広がっていた。 校内で相次ぐ盗難事件に手を焼く教師たち。若手のカーラは独自にカメラを仕掛け犯人らしき人物を挙げるが、その対応を巡り反発や混沌が巻き起こる。 学校が掲げるのは『不寛容方式』と呼ばれ、問題を徹底的に調べ対処すること。正しさを追求しているように見えて、当初疑われたのが生徒だけだったり、カーラが囮を用いた盗撮でブラウスの柄のみを理由に犯人を挙げたりと、首を傾げたくなる点があるんです。 それに、些細な

映画「不死身ラヴァーズ」(5/11鑑賞)

その真っ直ぐさが変える、変わる「いま」に惹かれた。 幼い頃に出会った“運命の相手”と再会…

chigi
5か月前
3

映画『RED SHOES/レッド・シューズ』(4/7鑑賞)

喪失さえも己として、舞台に咲く彼女に魅了された。 プリマとして「赤い靴」の舞台に立つ間際…

chigi
7か月前
4

映画『ペナルティループ』(3/29鑑賞)

繰り返す罰が男たちに生む変化に魅せられる作品だった。 被害者遺族に、加害者への複数回の報…

chigi
7か月前
4

映画『ゴールド・ボーイ』(3/9鑑賞)

背筋を震わせる感覚が恐怖なのか、興奮なのか……見逃せぬ展開に釘付けになる作品だった。 事…

chigi
7か月前
4

映画『梟ーフクロウー』(2/10鑑賞)

眼を閉じさせまいとする展開の数々に圧倒された。 1645年、朝鮮王朝。王の息子が不審な死を遂…

chigi
8か月前
3

映画『カムイのうた』(1/28鑑賞)

心臓に爪を立てられる思いがした。 およそ100年前、アイヌ民族が口承で継いできた叙事詩「ユー…

chigi
9か月前
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映画『哀れなるものたち』(1/26鑑賞)

凄まじい体験だったな。 スクリーンに釘付けになるばかりか、その世界に強い力で引き込まれ、感覚と思考がとめどなく自分の中に湧いて湧いて仕方なかったんです。 夢中のあまり空っぽになるようでいて、刺激が引き出す諸々に満たされるような、自分が組み替えられていく感覚だった。 ただしR18+で、手術や人体の内外が隠されず映るシーン、異なる種の頭部と肉体が繋げられた生物、性行為やそれに類する話題がかなり登場します。 主役のベラが蘇生された方法や、それを行った外科医自身が父から受けていた行