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噺家という道を選び歩み続ける人々の噺

「柳家喬太郎のヨーロッパ落語道中記」
「落語こてんパン/柳家喬太郎」
「柳家さん喬一門本〜世にも奇妙なお弟子たち〜/さん喬と弟子たち」


落語で笑う度、しんみりする度に噺家さんたちの了見とお客さんたちを洞察する力に畏怖を抱く。辛酸を舐めたこと、厳しさを微塵も思わせず表舞台に立つ玄人の姿勢を噺家さんを通して改めて痛感する。

それは噺家さんたちが真の意味で「生きている」からであり、自らのため、先達から受け継いだことを次へ繋ぐ噺家たちの心意気があるからであろう。

以上のことを喬太郎師匠、柳家さん喬一門の奇妙な愉快さを通して再度学ぶ。より落語が、より大師匠である小さん一門、そしてさん喬一門が大好きになった。

大好きな噺家さんとどんどん巡り合っていく。その噺家さんたちの「噺」「了見」にもっともっと触れていきたい、観ていきたい。