なぜ«ら»が平仮名か知っていても役に立たない? ~なんで勉強するのかの話~

トイザらスの«ら»が何故平仮名か気になったことはありますか?
僕は昔気になって調べたことがあります。ですが今までそれを知っていて役に立ったことはありませんでした。
知識はあるけどなーんにも役に立たないとか、それ知っててもなぁとか、これなんの役に立つんだろうとか、そういうのってみんなにあると思います。«ら»はまさしくそれでした。

なんでそんな役に立ってない知識の話をしたかと言うと、役に立たない知識は無いという話をしたいからなんですね。

中学生ぐらいまでの子ってたまに「この勉強なんの役に立つんですか?」とか「これ将来使いますか?」とか聞いてることあるじゃないですか。今からする話はその事についてです。

本題

高校とか大学、専門学校の勉強って色が濃くて(内容が細かく具体的で分野もはっきり別れてくるので)なんの役に立つのか、何でこれが必要なのか、がわかりやすいしイメージもつくけど、小中学校で習うような基礎的な事って日常に溶け込みすぎて(色んな所に役立ちすぎて)、実際は役に立ってないわけないのに案外言葉にしにくいんですよね。

勉強をしていると浮かんでくる「これってなんの役に立つの?」という疑問は良い事だと思っています。
どちらかと言うとこの疑問は"逃げ"に使われているイメージがあり、実際に小中学校の頃勉強が好きではない友達が言っていたり、教える側になってから、納得できない答えが返ってくるのを期待して聞かれてるなと感じることもありました。
そういうこともあってか、これを聞かれた大人は、大きくなったらわかるだとか、そんなこと考えず勉強してろだとか、萎えるような答えを返すこともあります。

でも、こういった答えは非常に良くないと思っています。長く生きていればいるほど、昔の経験が役立つ場面に遭遇するのは当たり前で、だからこそ大人になったらわかるなんて言葉が出てきたりもするんですが、子供にそれを言ったところでしっかりとは伝わらないし、前述した子供の期待通りの納得できない答えです。
小中学校で習うことは本当に色々な事の基礎になっていて、役に立っていないわけがありません。そのことを子供に具体例を交えつつ丁寧に説明してあげて、自分たちが勉強している事の凄さを知り、興味やモチベーションに変えてあげられたら凄くいいことだと思います。

ただ、こういった質問は聞かれる側はそれはもう大変です。なので中学生ぐらいの年齢になったら聞く前に調べて欲しいなとも思います。
今学校で習っていることや、生活していて感じた「なぜ?」はどんどん調べて欲しいです。
各学年で習うことや各教科の繋がり、重要性を自覚し色々な事に興味をもって知識の活かされ方を知る事が大切です。

「なぜ?」を沢山調べて色々なことを学んだら、今度は自分で、「これはなにに役立ちそう」とか「どうしたらこれを活かせるかな」という風に自分の活動、生活のなかで活用出来ないか考えてみるのも楽しいです。

ここから急に話のレベルが落ちますが、普段見て聞いて得た知識を1番簡単に活用できるのは話のネタにすることだと思います。極論を言うと全てを知っている人は誰とでも自由に話を合わせられるし(その人のコミュニケーション能力に問題がある場合を除きます)、他の人に面白い話をできるし、他の人の話がわかりやすく聞けて輪に入りやすいし楽しいと思います
全てを知っていたら知っている事ばかり話されて楽しくなさそうというイメージは浮かびますが、相手はこの映画でこう感じた、とかの感情の話は変わらず楽しめると思います。
どうネタにするか、どう面白く使えるか、みたいな事が知識の活かし方な訳で、折角トイザらスの«ら»が平仮名の理由を知っているのに、それを枕にダラダラnoteを書いてるだけな自分は、知識の活かし方が下手だなぁと。

最後に

みなさんも、何に役立つんだろう?何に使うんだ?という疑問から進んで、どう役立てよう?という活動にシフトしてみてください。実際に活かすのはめっちゃムズいけど考えるのは楽しいです。

ちなみに、トイザらスの«ら»がなぜ平仮名かはトイザらス公式サイトの何処か(たしかFAQ)に記載があったはずなので気になったら確認してみてください。

この記事で僕のトイザらスの知識はとりあえずは活かせたということにしたいと思います。

駄文でしたが最後まで目を通して頂きありがとうございました。

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